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藤本の辛口コラム

誘導雑音 その1
 
 
とんでもない音質改善材料が出て来たので紹介させて戴く。
その名をSA(サウンドアクセラレーター)という。
 

サウンドアクセラレーター SA1 SA3

 
長崎の(有)オーディオラボ 山下氏が開発した特許製品であるが、
これの効果が物凄いのである。
 
名称からすると音をブーストでもするのか?と誤解されそうだが、磁石とコイルで作用する物に発生する誘導雑音を取り除くという代物だ。
誰もが最初に思い浮かぶのは逆起電力だろうが、どうやらこれとは違うノイズらしい。
 
磁石とコイルで思い浮かぶ物は・・・
スピーカー DCモーター ピックアップ リレー等だが、
先ず最初に製品化されたのはスピーカー用である。
 
山下氏によると、SAをスピーカーに取り付けると従来の常識が全く通用しなくなるという!?
実際に取り付けてみると、安物のユニットが超高級品でも再現できない音質に豹変するから誰でも驚く。
ノーマル状態では、コーン紙 磁石 磁気回路 ボイスコイル エンクロージャー等が音質に大きく作用するが、SAを取付けるとそれらが殆ど関係しなくなると・・・誰もが俄には信じられないのではないだろうか?

サウンドアクセラレーター図解
 
しかし、正しく従来のスピーカーから出て来る音ではなくなり、楽器や声が生そのものとなるのだから、誰もが椅子から転げ落ちそうになってしまう!
例えば大口径のフルレンジユニットに取り付けても、音量を上げても分割共振らしいものがなく、ツィーターの必要性を感じさせないほどレンジが広がるのだ。
「従来の常識が通用しない」とはこの事で、面積の小さな平面バッフルでも低音がチャント出るから驚くしかない。
 


誘導雑音 その2
 

早速お客様にSA紹介のDMを出した。
一か月位まで沢山の問い合わせの電話があったが、まやかしのアクセサリーが多い所為か、DMや電話で説明しても中々信用して貰えない・・・
それはそうだろう、売り手側が幾ら良い事を言っても音は解らないのだから。
 
そこで、実際に自宅で体験して貰う為にDIATONE P-610でデモ機を作る事にした。
箱はその辺に転がっていた何でもないバスレフにSWを取付け、SAをON-OFF出来る様にだ!
 
 
雑音誘導のイメージ02
 
ALTECやJBL JENSEN EV EXCLUSIVE等のホーン型 B&WやDYNAUDIO等のコーン型をお使いのお客様宅へ持込んで試聴して貰った結果は・・・
音楽を聴く上では、これで(DIATONE P-610+SA1)十分じゃないのという評価だった!
 
こう書くと大した事は無い様に思われるかも知れないが、相手は何れも大型スピーカーでネットワーク他をDENTECで武装しており、元々その辺で鳴っているのとは次元が違うところへ持ち込んでの話だ。
誰に聴かせてももうこれで十分でしょ!これ以上何を求めるの?
という所にみすぼらしい試聴機を持ち込んだのである。
 
関東出張の度に持ち歩いたら、行く先々で全てが決まり大忙しになってしまった。
 
誘導雑音02画像 スピーカー群
 
誘導雑音02画像 ユニット
 
誘導雑音02画像 ユニットへSA取り付け後
 
誘導雑音02画像 組み込み
 
中にはDYNAUDIO C4という左右でSA3を12個取付けなんてものもあり、チョットしたスピーカーが買える位は掛かった。
しかし、それまで音場がスピーカーの間にしか出なかったのに、外にも広がった上に前後をリアルに再現する。
特にピアノの音色やボーカルが素晴らしく、演奏家が意図している事が手に取る様に解るのだ!
 


誘導雑音その3
 
しばらく間が開いてしまった。
兎に角ここのところSAに忙しく、遅くなった事をお許し頂きたい。
 
さて、このSAについてお客様からの質問を受けるとSA1とSA3は倍の価格差があるがどう違うのか?
と言う事になる。
 
当然SA3の方が音質が良く(音が柔らかい)、SA1とは回路が異なるため予算が許せばSA3をお勧めしている。
しかし、アンプが真空管なら波形が鋭くないのでSA1で十分ですと答えてはいるが、本当は真空管アンプでもSA3に越したことはない。
 
さて、このSAだが聴感上だけではなく計測上でも差が出る。
特に低音域が明確に変わり、ユニットにもよるがローエンドが伸びるのだ!
 
中にはご予算の都合で一度には出来ないが、半端な事はしたくないのでSA3を付けたい
4WAYのJBLの4344にはどこからやるべきか?という方もあった。
その方は以前ミッドバスを4343のアルニコに代えたら良くなったとの話からミッドバスだけに取り付けられ、全体の纏まりが良くなったと言われたが、3か月後にミッドハイのドライバーに取り付けたら定位や質感がまるで変わったと連絡が有った。
SA1なら全てのユニットに取付出来たのにとも思うが、こうやって一つずつ楽しみながらやられるのも良いか・・・とも思う。
 
このSAは磁石とコイルに作用するもの全てが発する誘導雑音に効く!
磁石とコイル?で浮かぶのはスピーカー以外ではモーターだろう。
長崎のラボさんは以前からやっていたらしいが、CD-PRO2メカに手を加える事にした。
モーター2個とピックアップの3カ所だがピックアップには高度な技が要求される。
 

 
● つづく ●


 

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