高精度マスタークロック D-Clock NeutronStar

●神奈川県 T様

チューニング機種:Olive 4HD
チューニング内容:D-Clock NeutronStar Ver1.2/DENTECNS-PSU-DENTECサウンドデン 藤本光男さま

この度はOlive 4hd をチューンナップしていただきまして、ありがとうございました。本日、無事に届きました。

デジタルOUTで本機を鳴らしてみたところ、エージング前だというのにあまりの変わりように、ほんとギャグのように腰を抜かしそうになりました。

これは、機器のランクを1つ上げたというようなものではありません。
恐ろしく自然に鳴るハイエンド機に変貌いたしました。(デジタルくさい高解像度ということではありません。まるで録音現場に居合わせたかのような感覚です)

ちなみにDACはWeiss DAC202を使用しております。
感想としては、まず音圧が上がりました。また細身だった音像が太くなり、フラットに低音まで出るようになりました。もう気味が悪いくらい生々しいです。もちろん位相もばっちり。
これまでのOlive 4hdが、いかにクロックに対して無関心であったかがわかります。これは、PCオーディオ関連の機器全般に言えることかも知れません。

これからエージングが進むにつれてどのような変化を遂げていくのかが楽しみです。

以上、あまりに感動したのでメールをさせていただきました。

お金をかけたかいがありました。エージング後またご連絡させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。


T様

この度はチューニングのご依頼誠にありがとうございました。
Olive4HDは初めての機種と言う事もあり、時間が掛かり申し訳ありませんでしたが非常に良い結果が出ている様で安心いたしました。

今回27MHZのクロックを交換致しましたが、このクロックを発振停止しても動作するので検証に時間が掛かった訳です。
しかし27MHZのクロックと位相比較を行っている事が解り、クロック交換が有効と判断いたしました。

弊社のクロックでも、Ver1.2は発振回路のコンデンサーにまでメスを入れておりジッターは極小となっております。
音楽にとって「時間の揺れ」が如何に重要か?は色々議論されていますが、
安直に作ったクロックでは絶対に弊社のレベルには到達しないと自負しております。

エージングでまだまだ変化すると思いますので、600時間を経過した頃にまたレポートを戴けましたら幸いです。

以上 宜しくお願い申し上げます。

サウンドデン 藤本光男

●東京都 T様

チューニング機種:V社 XL-Z999EX
チューニング内容:D-Clock NeutronStar/NORMAL、NS-PSU-DENTEC

こんばんは、東京のTです。

クロック交換の件ですが、当初、商品が届いた際は若干、音が曇ったような気もしましたが、数日のうちには、力強く、生々しい音に変化しました。

テストのつもりでしたが、CDをそのまま聴き入ってしまいました。

現在はこの音に慣れてしまったため、他の音は聴けません。

改造するのに十数万かかるとなると躊躇する人もいると思いますが、十数万円プラスしてこれだけの音を得られることはないと思います。

もっと具体的な変化や説明をしたかったのですが、言葉が出てこないので、このような説明ですみません。

でも、機器を入れかることなく、これだけ良い方向に変化し、大変うれしく思います。

また、機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。


●仙台市 S様

チューニング機種:P社 DV-AX10
載せ換え:D-Clock/DENTEC+PPU12 → NeutronStar/DENTEC+NS-PSU-DENTEC

NeutronStarに載せ変え後の感想を以下示します。
我が愛機、パイオニアDVDプレイヤーDV-AX10のマスタークロックがD-ClockからNeutronStarに換装されてサウンドデンから戻って来ました。
一体どんな映像を見せてくれるのか、ワクワクしながらケーブルを接続しました。
我が家の映像系は、ビクター DLA-HD1 ←HDMI← D社 AVP-A1HD ←色差ケーブル← パイオニア DV-AX10です。

早速、ライブDVDを視聴してみたところ、確かに解像度は以前より向上していますが全体的に映像が冴えません…。その後、2~3枚DVDを再生してみますが、やはりそれほど良くない…。「今はエージング中で、これから良くなるんだ…きっと。」とその日は失望のまま視聴を終えました。

翌日、改めて視聴をしたところ、どうもカラーバランスがおかしい事に気付きました。
そこで、再度カラーバランス調整を施したところ、従来より青がかなり絞れることがわかりました。
青を絞ったことにより、色が活き活きし始め絢爛な色合いが楽しめるようになりました。
これに気を良くして、今度はシャープネスを絞ります。
これまで、DVD映像は解像度が低いことからシャープネスを高め(1~2)で設定していましたが、解像度が向上したことから、低めに設定(-1~-2)出来、これにより白側のまぶしさが減少、結果的に全体的な見通しが向上し、見た目の情報量がかなり向上しました。

この状態で、昨日のライブDVDを見てみると、黒側が沈み込み、相当深いところ
まで見えるようになっているのを発見し、びっくりです。音は低音がやはり深い
ところまで出てきて、解像度と包囲感が向上しています。ライブの臨場感がリア
ルに伝わってきます。

では映画はどうかと見てみると、人物の立体感と背景のボケ感がすばらしく、まるで浮き上がっているように見えます。DVDより情報量の多いフルHD映像でも、このように立体的な映像を見ることはなかなか出来ません。これはまさにNeutronStarの効果でありましょう。そのうち映画の中に自然に引き込まれ、最後まで見てしまいました。

これまでDV-AX10は、能力を出し切っていない様なもどかしさが常に付きまとっていましたが、NeutronStarを得て、初めて全開の映像を出し切れるようになったと感じます。
AV雑誌では、DV-AX10は歴史的評価が低いようですが、NeutronStarを得た真実の実力は歴史に残る傑作といえるでしょう。

今回の体験からNeutronStarは、これまでのマスタークロックと比較にならない高性能であることから、機種によっては、ただ載せ変えただけでは全体のバランスを崩してしまい、改めて全体的な調整が必要になる危うさも感じました。

今後は、ブルーレイとともにDVDも、映像遺産として楽しめそうです。
ありがとうございました。


●新潟県新潟市 K様

チューニング機器:S社 DVP-S9000ES
チューニング内容:D-Clock NeutronStar/DENTEC、NS-PSU-DENTEC

D-Clock NeutronStarを載せて頂いた件では、本当に色々とありがとうございました。あの程度のものでも、本当に威力はすごいですね。音のニジミが極めて少なくなり、少量の音量でも、音が良く通ります。楽器と同じですね。良い楽器は、どんな場所でも音の輪郭が明確で、音一つ一つが粒立ち、よく通りますから。
良い音で聞きたいと思って、ただ闇雲にボリュームを上げるとは、なんともバカで無知なことなんだなぁとつくづく思います。(質の悪い楽器を使っていると、なぜか一所懸命音を出そうとするあまり、変な癖がついてしまう、そして上達しないのと同じです。)
どうせ頼むのなら、前から噂に聞いていた試しに御社様にお願いしようと。
これで、あのプレーヤーは、これからも使い続けていくことになるでしょう。


●山口県 Y様

チューニング機器:D社 DCD-S10Ⅱ
チューニング内容:D-Clock NeutronStar/DENTEC、NS-PSU-DENTEC

先日は、DENONのCDプレーヤークロック交換でお世話になりました。
あれから約1ヶ月経過し、エージングが終了したと思えますので、経過報告させていただきます。

5月30日から、ピックアップを交換していたのでそのエージング約200時間を含め、今日、6/28で約700時間近く経ちました。週末ごとに聞いていましたので、その結果をお知らせします。

1週目:高音が出過ぎ、強調されていました。
2週目:低音が出過ぎ、強調されていました。
3週目:高音、低音とも強調されていて、特に、高音のシャリシャリ音が、
    耳障りでした。でも、1、2週目ほどではありません。
    約500時間経過していましたので、これは、CDPのせいでは
    なく、SPのせいかとも思ってしまいました。
    高音、低音、どちらが強くなっているかは、聞く日によって違った
    ように思います。
4週目:低、中、高音、それぞれ元に戻り、バランス良くなりました。
    初めて聞いたとき(5/30)の印象が、よりよくなりました。全体
    的に音像、定位が良くなっています。細部の音もよくわかるよう
    になり、楽器の位置が以前に比べよく判別できます。ので、例え
    ば、このピアノは今まで曖昧に響いていたんだと、わかるように
    なりました。音の輪郭というか立ち上がりというか、言葉の表現
    力がないのですが、それもよくわかるようになりました。
    それから、低音が、SPの足にピンスパイクを使った時のように
    (言葉の表現力?)、メリハリが良くなりました。
    つい、ボリュームをあげたくなります。それでも、音がうるさくあり
    ません。
    などなどです。

何というか、不思議なものですね。この変化は。
メーカーは何故このようなことをしないのでしょうか。もっと、高級品はそうなっているのでしょうか?。
おかげさまで、今までのCDを聞き直してみたいと思わされました。
それから、改めてチェックCDで、左右のバランス、SP位置、向きなど修正してゆきたいとも思っております。


●静岡県 U様

機種:SOULNOTE dc1.0
チューン内容:D-Clock NeutronStar/Dentec・NS-PSU-DENTEC 搭載

dc1.0/LT-NSがエージング約500H経過しましたが、まだ音の変化がありますよ。
やはり600H以上掛かるような気がします。
なまっている感じだった音が、目が覚めたような音になり、高解像度になってき
ました。音楽性が心地良く感じるような音になって来ました。
特に450H経過頃、一挙に劇的に変化したのには驚きました。


●香川県 K様

機種:Philips LHH800R
チューン内容:D-Clock NeutronStar/Dentec・NS-PSU-DENTEC 搭載

今日、無事LHH800Rがつきました。
エージングができていないということで、恐る恐るCDをかけました。
1曲聴いて、音質の差が分かりました。安心したと同時に驚きでした。

たいへんにすばらしいです。

まず、いつも聞いてるCDをかけたのですが、途中から音が盛り上がるところで、少し音がきつくやかましくなるのでいつもそこでストップしていたのですが、NeutronStarを積んだLHH800Rでは、すんなりと最後までリラックスして、聞くことができました。
音楽をたのしく聞くことに集中することができました。

具体的には
1、音の分解能があがっているみたいでした。
2、音の定位がよくなった。
3、奥行き感がでた。(いままで体験したことのない音空間でした)

ありがとうございました。


●広島市 T様(掲示板より抜粋)

今日、久しぶりに大試聴室のシステムをゆっくり聴きました。
前回聴いたときは(といっても10日前)、NeutronStarを組んで間もなくで、何となくアンバランスな前に出ない音でした。
社長の「たまげた!」も、大袈裟だなあ、と思っていたのですが、今日は私が本当にたまげました。
今までと同様に、バランス的には下のボリュームがもう少し欲しいのですが(好みの問題です)、今日の音は本当ににじみがない自然な楽器の音が鳴っていました。
今まで、アタック音のスピードや低音の膨らみのない響きを得るために苦心したものですが、そんなの関係ないと思ってしまうほど、いとも簡単に当たり前のように自然な音が出てきます。
ジッターは音のにじみとなって現れ、そのにじみがアタック感を無くし低音の膨らみや定位の曖昧さをもたらしていたことを痛感させられます。
その音のにじみが消えると何と気持ちの良いことか、スピーカーのセッティングやルームチューニングに腐心したことが無駄だったとさえ感じてしまいます。
いや、無駄ではないのですが、根本はこちらだったのではないでしょうか。
1ppmと0.2ppmのクロックの精度の違いを人間の耳は、きちんと感じることができます。
どこまでクロックの精度を上げられるのか、どこまで我々の耳はそれを感じることができるのか、なんだか楽しみです。

本当にたまげて2日目ですが、NeutronStarのエージングが進んでいるようで、どんどん音が変わってきています。

今日は、東京からTADにご執心のお客さんが来られたので、普段聴かないハードロックなど、ゆっくりとご一緒に聴かせていただきました。
このCDはうるさいですよ、と言われても、うるさいどころか本当に目の前で演奏しているようで、実に気持ちの良い音でした。
よいオーディオ装置で聴くのは、アコースティックでないと意味がないと思われる方もおられるでしょうが(以前の私だけ?)、電気を通そうが、エコーがかかろうが、演奏者のテクニック、気配がリアルに伝われば、実に気持ちのよいものです。
特に今日の低音は、まるでスピーカーの下に根が生えてしまったような、揺るぎのない輪郭とスピード感でした。
いや、低音がわかりやすいだけで、中高音も全くにじまずに鼓膜まで届いてくるのですが、スピーカーの存在を殆ど感じません。
クロックの精度があがると、スピーカーに根が生えたようになるなんて面白いですね。
こんな音を聴かされて、NeutronStarの入荷を待たされるのも辛いものです。


●千葉県 Y様(掲示板より抜粋)

今日夕方、新クロック搭載の、CDPとDAC到着しました。
いつもの事ながら敏速なご対応をいただき感謝申し上げます。

「デジタル信号をソースとするオーディオ装置はクロックがクオリティの鍵を握っている」と、つくづく、D-CLOCKで身にしみて感じておりましたが、2年経過し、5倍も精度の高い新クロックに換装していただき、その感をより強くいたしました。

オーディオ装置から音楽の感動を感じるというのはどういうことなのか、無論、複数の要素が関係しているわけですが、そのうちの大きな要素の一つをこの新クロックが今日教えてくれた、そんな気がしました。
矢継ぎ早に、あれこれとCDを取替え、どれからも、今まで感じたことが無いレベルで、演奏家の訴えが自分の心を震わせてくれています。S/Nが良くなった、付帯音がさらに減少した、そのためノイズフロアーがさらに下がり、その結果、驚くべき、静粛性と、臨場感が得られています。ありきたりですがこれ以外にいいようがありません。このことが、音楽の感動を伝えるための、絶対必要要件であることは、デンテックの過去の実績と結果から明らかです。

静寂の中から、「音楽」が演奏家の意思で湧き上がるという音楽芸術の普遍的なプロセスを考えた場合、ひょっとして、人を感動させるエッセンスは、この、「静寂」と「人(演奏家)」の意思で音を奏で始めるこの境目にあるのではないかさえと感じました。もちろんこれは、曲の始まりだけではなく、一曲の中にこの瞬間は無数に存在するわけで、この、瞬間は10分の1秒いや100分の1秒、1000分の1秒という凝縮された中にあるのではないか・・・?。

大げさと言われるかもしれませんが、今度のクロックと、前のクロックの精度の差は5倍だそうですが、もともとその精度は天文学的な数字なわけで、(PPMでしたよね)そのわずかな誤差がこれほどまでに音楽の質を変えているのですね。そして、今までいろいろな方法で、藤本社長が、とことん付帯音をそぎ落としてこられて、もう十分と思えるほどに、ハイレベルな音楽再生を手にすることが出来ているのです。

この、静粛性の向上と、音楽情報の増加は、やはり、新クロックがより正確な波形を形成させてくれていることで、さらにクオリティをアップさせてくれていると実感しました。光ボリュームの革新的なクオリティアップとはまた別物ですね。精度の高い信号を送り込むという意味では、デジタルオーディオでは、まず、正確なクロックが前提となるとの感を深めた次第です。

今しばらく、エージングを経過してからまたご報告できると思います。
ともあれ、藤本社長、サウンドデンの皆様、ありがとうございました。


●東京都 S様(掲示板より抜粋)

本日届きました。ありがとうございます。
早速ESOTERIC DV-50改に搭載した初代D-CLOCKと交換を行いましたが、端から違いますね。
より静かになり、実在感が素晴らしいです。情報量が増えたというより、情報が正確になった?
というか、オーディオ用語が頭に浮かびません(^^; 素晴らしいの一言です。
XO3→D-CLOCKの時より、今回の方が進化が大きいと感じます。これは当時にくらべてシステム全体が進化していることもあるのでしょうか。
DV-50でもここまで鳴ってくれれば大満足です。


●茅ヶ崎 T様(掲示板より抜粋)

週末にようやく取り付けが完了しました。
変化は、皆様のおっしゃるとおりだと思いました。
音の輪郭がよりはっきりして力強さが出てきます。
また、余韻が段違いです!これにはちょっと驚きました。

現時点では人によってはやや固かったり高域が華やかな印象を
持たれるかもしれません(個人的にはこれも好きですが)。
これからエージングの過程でどのようにこなれるのか、非常に楽しみです。
600時間まであと23日!
それにしても、私のようなユニバーサルプレーヤー(パイオニアDV-S969AVi)
でもしっかり恩恵を感じられるのは大変うれしい限りです。
一般では、クロックなんてハイエンドユーザーにのみ許された領域といった
印象がありますが、全然そんなこと無いですね!


●横浜 I様(掲示板より抜粋)

こんばんわ、横浜の石井です。
本日、長野から帰って来たらNeutronStarが届いていました。
早速dc1.0とSA-15に取り付けましたが、今回は最初から出て来る音がまるで違います。
X-03からD-Clockに換装した時は、エージングが進むまでは差が殆ど判りませんでしたが、NeutronStarは最初から立ち上がる音の力強さと正確さが全く違います。
また、以前と比べ、背景が静かになり、消え行く音がとてもきれいになりました。
今まで不満だったところが殆ど無くなり、より生音に近づいた感じです。
私のシステムの音はまだ皆さんには及びませんが、これから600時間に及ぶ音の変化がとても楽しみです。
(CD-1.0とNCD-OPの音さえ聞かなければ、当分楽しめそうです。)
藤本さんありがとうございました。


●東京都I様(掲示板より抜粋)

今日cd1.0とdc1.0がNeutron Starを搭載して戻ってきました。

Yさんの感想を読んで相当凄いことになるのだろうと予想してましたが、またしても自分が甘かったことを思い知らされました(一体、何回目なんだ?笑)。

光ボリュームによって世界最強はおろかオーディオの新次元を垣間見れたわけですが、さすがにこれ以上クロックで音質改善できるのびしろはそれほどないだろうと思ってたわけです。それがまぁなんつーか(笑)。

光ボリュームに比べると変化の度合いは比較的判りやすく、低音がとにかくビシビシきまるは、高音はどこまでも高く伸びていくし、ボーカルは息遣いがリアルすぎる!という感じなんですが、その度合いがこれまでの比ではありません(笑)。

D-CLOCKと比べて値段が高いからと躊躇されている人も多いかと思いますが(僕もその一人でした)、プレーヤー単体でこの音が出せるなら200万出しても安いと思うぐらいの差がありますよ(マジ)。

これでNeutron Star, OPボリューム、NCDと世界最強のトライアングルになりましたね!


●西宮 T様(掲示板より抜粋)

凛とした澄み切った空気を感じました。
以前、岡山県のキャンプ場(森の中で全く明かりがない)で見た満天の星空を思い出しました。
今まで聴いていた音楽は、阪神間の夜景を演出する六甲山から見上げた星空と言えるでしょうか。

また、XO2時代まで感じていた部屋の空気の閉塞・圧迫感はD-Clock によって払拭され自分がホールの中にいるかのような錯覚を覚えていました。
しかし今回のNeutronStarは、ホールのスケール感を見事なまでに再現してくれるようです。
あれほどの感動を与えてくれたD-Clockは箱庭のように感じます。
D-Clock の静かさとNeutronStar の静かさのレヴェルが全く違うので、今まで聴き取れなかった表現の幅や内声部の動きまでが判るのでしょう。

音が消えていく様が本当に見事です。カーペンターズの最後のアルバムの終曲で、カレンの歌が終わって、兄リチャードのピアノがカレンの歌ったメロディーを愛おしむようにリフレーンしながら消えていく....カーペンターズの終焉を意味する最後のメロディーが本当に悲しい...

オーギュスタン・デュメィのバイオリンを聴きますと、指の動きと弓の使い方が見えるようです。
フラジオレット奏法による倍音の出方やミュートを使った音色や演奏時の細かい雑音までが明らかに D-Clockの時よりも鮮明に聞こえます。
ピアノの演奏では、フルコンサートタイプの低音の深さと響きの拡がりが豊かな倍音を伴って
素晴らしい表現です。打鍵の瞬間の指のコントロールの巧みさまで伝わってきます。
ジャズでは、シンバルの響きが以前とは全く違う次元でどの部分を叩いているか、叩いているスティックの質感までが伝わり、ベースのリズムとコード進行が実に明瞭です。
ラッターの宗教合唱曲では、教会に響く音楽があまりにも柔らかく、声の融け方が抜群です。
また、音楽全般に渡ってクレッシェンドやデクレッシェンドの強弱の幅がより正確に描かれ「演奏者はこんな風にダイナミックスを作っていたんだ」と、CDにこれほどの情報が入っていたかと感動の連続です。
そして、プレーヤーの演奏開始の第1音へ集中力が如何に凄いものであるかを感じさせてくれます。

演奏に携わる者にとって、超一流のプレーヤーが楽譜を如何に音楽にしているか、その時の心の動きまで感じたい、聴き取りたいと思う細部を覗けることは最高のプレゼントです。
本当に素晴らしい感動をありがとうございました。


●千葉県 Y様(掲示板より抜粋)

私は演奏が出来ないので、西宮@T様の演奏をされる方の評価を聴かせていただき、別の意味でこのニュートロンスターに関し感動をしました。

以前CDの音の悪さに悩んでいたころ、演奏をされる方にCDの音をどう思うかと尋ねたことがありますが、答えは、要するに、「まともに聞いちゃいない」ということでした。某有名ピアニストは、自分にとってお客とは、ホールに聴きに着てくれる人のことで、CDで聴く人はお客ではないとまで言っておりました。

この演奏家のおっしゃる意味は良くわかりました。でも、超一流の演奏家の凄さのたとえ一部でもいいからCDから再現されることで、音楽の素晴らしさをたとえ演奏会場に出向かなくても経験できれば、どんなにか価値のある体験でしょう!演奏会場はせいぜい1000人か2000人しか入れません。でも、再生装置がよければ、100%の感動は無理でも、聴くことができるのです。また、いろいろな事情で演奏会に行けない人、幼児(とても大切な情操教育です)。また視点を変えて、すでに故人となられた、素晴らしい演奏家の演奏を、より正確な状態で聴くことが可能になります。

私は、ニュートロンスターの価値は、幸いにも真っ先に聴かせていただいたわけですが、「スゴイ、スゴイ!」と感じている次元を超えて、時間の芸術としての音楽の宿命である、保存と再生に決定的な意義を持つものと、心底着期待しています。

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