4704 PITRACER/DENTEC写真

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D-Clock/DENTEC + PPU12搭載
電源配線SC(スーパークライオ)処理済銀単線使用
4700D
(SC処理済)×2
V.E.S-SC×1付属

 

1.出会い
 
雑誌に大型クレーンをそのまま小さくした様なその姿が紹介されてから数年は悠に経つそして最初にその怪物の音を聴いたのが、オーディオEXPO99”の最終日であった。
木村さんが会期に間に合わせる為に、3日も徹夜して仕上げたと言う入魂の代物である47Laboのブースに間借りしてDENTEC製品とLclockをデモしていた私の耳に、否が応でもその音は飛び込んできた。
「当時はSONY CDP-X5000/DENTEC TUNEDの全盛期である!何が出て来ても負ける気がしなかった筈」
危ない...クロックがノーマルのままなのに何でこんな音が出るんだ。
もっと頑張らなければ...
 
2.挑戦
 
元来尻に火が付かなければ動き出さない性格の私にX5000のTRCへの組み込みを決意させたのは、怪物PITRACERとの出会いであった事は間違いない。
それから3ヵ月後、X5000のメカはTRCに載っていたのである。
まだバラックの状態ではあったが、やはりTRCという優れたシャーシーを得てそのパフォーマンスは数段グレードが上がり、あの時のピットレーサーをも凌駕する実在感を伴う生々しい音となった。
その後、そのプロトモデルを試聴室に常設し、ASCの定例会や江川工房in広島で皆さんに聴いて頂きその評価に私は満足しきっていた。
後は外観のデザインを誰かに頼めば良いと楽観していたのである。

 
3.敵も然る者
 
2001年のCESウィンターショー。
今回は従業員も含め総勢8人で乗り込んだ。
しかし、そこで見た物で一番ショックだったのが47ラボ木村さんの得意顔とシュテルンクランク寺村さんの関西弁「ええでっしゃろ」であった。
無骨さが無くなり、見事にキュートに変身したピットレーサーの白と黒が鎮座しているではないか!
しかもさらに音に磨きが掛かっていたのである...
その場でシルバータイプを注文し、いつもながらのいい加減な納期の回答を貰い退散した。
47のブースがCESで一番良い音がしていたのは言うまでも無い。
しかし、やられた!

 
4.再会
 
CESから半年5月の定例会に間に合う様にピットレーサーが入ってきた。
X5000/DENTEC対PITRACERである!既にP-0の出番は無く皆見向きもしない。
試聴会での圧倒的なパフォーマンスに、X5000/DENTECを使っているメンバーは皆黙ってしまった。
「社長!X5000でこれを抜いてくれ」
遂に本格的に尻に火が付いてしまった。
たまたま故障していた為X5000/TRCとの直接対決は出来なかったが、かなり煮詰めなければ比較対照にならないのは私もメンバーも感じている。
X5000/TRCは、そのまま知合いの工業デザイナーに預ける事にした。

 5.チューニング
 
しかし、ピットレーサーがどこまで良くなるのかやらない訳にはいくまい。
XO3/DENTECクロック交換と電源の銀配線と強化・振動対策である。
その音?...市販品をそのまま使われている方には想像すら出来ない次元。
高価でも音さえ良ければ良いと言う方にだけお勧め致します。
簡単には使いたくない言葉「異次元」を体験してみませんか?



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