
Long term max. power 150W
Rated noise power 50W
Frequency Response 50Hz 〜 35,000Hz
Sensitivity 90dB
Impedance 8 ohm
Crossover Frequency 6,000Hz -
Size (mm) 260W x 420H x 230D
Weight 19.7kg
Exciter Voltage 12V DC
どんなスピーカーでも、磁力を応用したダイナミック型では入力信号とは逆極性の逆起電力が発生します。
この逆起電力にこそ、電磁石で磁気回路を構成したフィールド型スピーカーの優れた音質の秘密が隠されているのです。
逆起電力は音楽信号とは異なった動きをしようとする振動板を制御して、入力信号の通り正確に動かす作用をする非常に重要な現象です。
しかし、音質に悪さをするいかにも悪者の様な扱いを受けているのは何故でしょうか?
それはマグネットによる磁気回路では、音楽信号に対して必要かつ正確な逆起電力が発生しないからに他なりません。
オーディオアクセサリーにはスピーカーの逆起電力を防止する目的で作られた物が多く存在しますが、それらはマグネットを使ったスピーカーだからこそ有効な訳で、軽減する事は出来たとしても悪さをする部分だけを取り去る事は出来ません。逆に無視できない癖を発生するものすら有るのが現状です。
一方、正確な逆起電力を発生するフィールド型には、そもそもその必要すらありません。
フィールド型スピーカーの逆起電力は強力で、かつ過度特性が良い(時間の遅れが少ない)ため
振動板が音楽信号の通りに動くよう強力にコントロールします。
試しに愛聴盤でRSS172/DENTECを聴いてみて下さい。
先ず貴方が感じる事は、これまでに経験した事の無い音の立ち上りと立下りでしょう!
そして従来のスピーカーの評価で、立ち上り云々と言われていた基準とは全く違う次元だとお判りになる筈です。
ピアノやドラムなど打楽器の鋭い立ち上がりを苦も無く再生し、アタックも素晴らしく揃っています。
しっとりした弦 管楽器の微弱音 ボーカルの口の濡れ具合 etc
貴方が単なるオーディオマニアではなく、オーディオに心の癒しを求める真の音楽ファンであるならば、
従来のスピーカーでは難しい「相反する表現」を難なくこなすRSS172/DENTECの音は、アコーステックな生演奏でしか聴けなかった現場の音だと気付かれる事でしょう。
「WE〜最新機器まで取り扱うサウンドデンだからこそ言える事」
名器WE(WesternElectric)のスピーカーは吸い込まれる様な音がする・・・
その理由の多くが励磁型ユニットだとすれば、正にDEERは現代の名器だと言えるではないでしょうか?
■関連リンク
>>> 辛口コラム『古くて新しいスピーカー』
>>> フィールド型でなければ再現できない音楽の世界を 。古くて新しいスピーカー『DENTEC RS-5』
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