ACOUSTIC SOUND CLUB

 

A.S.Cとは?
電気を通さない楽器の音に親しみ、趣味のオーディオを通し、会員相互の親睦を深める会です。
詳しくは上記のリンクへ。活動内容や、99年度入会案内などが載っています。


 

次に装置はそのままでSVA2100を熱研のCAプライム2で処理してみます。

藤本社長が、フェルトを丸めてバスレフダクトから入れて行く。
 
その間にチョット実験をしましょうと江川先生。
ダンボールの空箱に通常の吸音材を積め、皆にお尻をむけて開口部へ向かって喋り出した。次にCAプライム2、その次は戸沢式レゾネーター(紙風船)の順だ。
「私の声がどう変わりましたか?」
それぞれ異語同音に、こもった感じ、すっきりした、良く響く、と答えている。 
準備が出来たので音出し開始。
(やっぱり中低音がスッキリしている それに伴ってレンジが広くなって聞こえるが、さっきの革エッジ程の差は感じられない。)
「今回は時間が無いので後ろから突っ込んだだけだ、ちゃんと処理すればもっと良くなる。」と江川先生。
 
さて、
本日の本命X5000 VS P-Oだ。まずは世界一と賞されるP-Oからだ。
(これだけ聴いてる分には不満を持つ人はいないと思うけど、最終チューニングでX5000は滅茶苦茶に良くなったからな〜。)
 
次にX5000。
(まだメンバーしか知らないけど外部電源で減電圧になっている。)

「さあどうですか?」と江川先生。
 
P-Oは低音が篭って聞こえる、情報量が圧倒的に違う、X5000の方が明確でシャープな音像、etc…
 
「そうだね。分解能がまるで違う、演奏作業中の内容、しぐさが判るよね。」
と江川先生。
 
ここでA.S.Cがミンガス(お客様紹介で出てくるお店)で録音したピアノとベースのデュオをかける。
 
凄い音だね。これがDENTEC製ワンポイントマイクでCDRへダイレクトに録音したCDだね。空気感まで再現されている。
 
ここでもう一度オープンCDに戻して下さい。さあどうですか?
(X5000の情報量には敵わないけどP-Oよりこっちの方が音楽が聴ける。)
「値段って一体何なんだろ〜ね。」
と江川先生。
 
そこで江川先生が叫んだ!
「私はA.S.Cに入会します!電気を通さない生の演奏が聴けて、確認音源で装置のチェックが出来るというのは凄い事です。」
(そこでご機嫌な江川先生のパフォーマンスが始まった)
 
では外部電源がどれだけ良いのか実験して見ましょう。藤本さん電源を各機器に近づけて下さい。」
 
即座に意味を理解した社長が、CDの上、D/Aコンバーターの傍、パワーアンプの傍へそれぞれの電源を移動した。
 
「さあどうですか?」
開放感が無くなった、定位がくずれた、ベースの響きが床を伝わってこなくなった、スピーカーの箱の中で音が出ているようだ、との感想。
 
「私は以前トランスを離した方が良いという記事を書いた事があるんだ。しかしPL法の関係で出版社から差止めされた。安易に出版して火事でも起きたら出版社が責任を取らされるという理由だった。皆さんは藤本社長に頼んで、どんどんトランスの外出しをして貰って下さい。」
(藤本社長は複雑な顔をしている 先生も作業する本人に確認もせずに無責任な)
 
最後に入場者と先生がジャンケンして勝った人が景品を持って帰った。
(しかしCAプライム2\25,000.-や制振合金\21,000.-カーボンダイヤトニック\4,200.-などを持って帰った人は大満足でしょう。協賛戴いたメーカーさん大変有難うございました。)
 
前日はメンバー16人とおでん屋さんで宴会の後ミンガスでライブを聴こうと出かけました。
 
ところが、今日はライブはやりませんと井上(生ベース弾き)さん。
 
当分レコードやCDを聴いていたメンバーが、先生チョットだけソロでと無理矢理お願いしました。
 
江川先生のご満悦な表情を見て、みんな大満足でした。又、来年もやるぞ〜!!


 
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