ブックシェルフ型スピーカーでは「作りこみが足りない故の素材依存の音」「過剰な音域強調」といった点が往々にして耳につきます。
これは「価格設定が難しい」「この大きさでこれくらいの音域と音圧があれば良いだろう」といった様々な妥協点があるためでしょう。
しかしそれは過剰と過不足を大いに生み出して行く結果となっているのは事実です。
実際、ブックシェルフ型は「これくらいの音がすれば良いか…」といった程度でしか判断されません。
しかし、Pioneer S-81B-LRはこれらの思い込みが良い意味で裏切られる音を再現します。
低域は十分な量感を持ちながらも、もたつきは感じられず、高域も綺麗に伸びていきます。
同軸2way構成を採用してありますので広範囲な再生周波数帯域(40Hz〜50kHz)を誇りながら、フルレンジのような音のまとまり感を聴かせます。
加えて、ラウンドエンクロージャーを採用することでエンクロージャー内に起こる音の回折効果から発生する濁りを無くし、付帯音の少ない自然でストレートな音の再現を可能としています。
見た目もピアノフィニッシュ仕上げにより氣品溢れる漆黒の光沢を持った高級感があり、ユニットを止めているネジは一切外から見えない構造となっており、インテリア的にも栄えるデザインです。
もちろんDENTECではスピーカーエッジのセーム革交換・ネットワーク部品の方向性管理を加えてリリース致します。
効果の程は…S-81B-LRが持つ本来の能力がより発揮される結果となったことは言うに及ばず、より見通しが良く伸びのある、あくまでも自然な音へとバージョンアップしております。
新登場ブランド「Nmode」のCDプレーヤー「X-CD1/DENTEC」、デジタルアンプ「X-PM1/DENTEC」と組合せれば、外観はちょっと高級なミニコンポライクなのに、音質は「ハイエンドか
!?」と錯覚する程の良質な空間を演出してくれることは間違いありません。
但し、ここまでの部分で誤解しないで頂きたいのは、「大きなスピーカーに勝るような低音がでる」とか「何百万円もする高級スピーカー以上に高域まで澄み渡っている」というような凄い音がするわけではない。ということです。
一音一音を評論家のように追及する必要がなく「音楽を楽しく、自然に、何気なく聴ける」ということ。
これが時にハイエンドを思わせる再現性を生み出します。
ミニコンポからの卒業の第一歩として。
もしくは、サブシステムとして寝室などへ。
ブックシェルフタイプ故の使い勝手の良さを活かせる音質には一切妥協しないスピーカー。
何も足さない、何も引かない良質な「音」を1セットいかがでしょうか?
■価 格
【参考:ノーマル品本体定価・・・
¥142,858.-(税抜)】
「この製品は製造完了となりました」
・ S-81B-LR/DENTEC ・・・¥161,905.- → ¥113,333.-(ペア/税抜)
【チューニング代総計:¥48,096.-(税抜)】
■チューニング内容
・ スピーカーエッジをセーム革へ張替え 12cm×2: ¥30,096.-(税抜)
・ ネットワーク部品方向性管理 ¥18,000.-(税抜) ■スペック
型式/位相反転式ブックシェルフ型
ユニット/同軸方式(13cmコーン型+2.5cmドーム型)
再生帯域/40Hz〜50KHz
能率/ 84.5db
インピーダンス/ 6Ω
最大入力/130W
寸法/ 190×350×295mm (W×H×D)
質量/ 7.9kg (1台) |
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