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トータルプロデュース しかし、生演奏を聴く様になってからは、別の疑問が湧いてきた。 アコースティック楽器の演奏を、その部屋で1番音の良いところで聴き、同じ位置にマイクを置いてワンポイントでステレオ録音する。 |
「録音方法と聴き所解説」 残響時間は、何も無い状態で3.5秒位ある。 自分で1・2・3・・・と数えてみられると如何に3.5秒が長いかご理解頂けると思う。直接音のアタックと響き、またそれに続く、1次反射も拡散され、木の温もりを充分感じさせてくれる多重残響音・余韻に至るまでこれほど密度の濃い充実した音響も稀である。 色んな物が入って程よい響きに収まるが、今回はオープニングイベントということもあり何も物が入っていない中に人が入っての収録となった。第1部は約40名、第2部は約25名である。 この人数の変化が再生音に対しどんな影響を及ぼすか!? 興味深いところであるが、1・2・3・4・7曲目が第2部の収録。5・6曲目が第1部からの収録である。第2部の方が間接音が多目に聴こえると思うが、さて貴方の装置では如何だろう。 使用機材であるが、マイクはサウンドデン特製のワンポイントステレオマイク1本のみでアンビエンスマイク等は一切使用しなかった。また、ミキサーなども一切使用せず、2mほどのサウンドデン製CMシリーズマイクケーブルを使用し、直接CDレコーダーのマランツCDR−631にインプットし、ディスクはリコーのプロ用を使用している。マスタリングも同じ機材を使用し、送り出し側のCDトランスポートを47研究所のModel4704 PiTracerで行なった。 ケーブル類を除いては、“土と水”Duo Live In 萩 ASC-200101と変わらないが、指使いをクローズアップしたような録音より、今回はホールに響くリアルサイズのベースとピアノ及びホールに溶け込むサックスの響きに重点を置き録音させて頂くように努めた。 素晴らしいホールの出来上がりに今後更なる演奏や録音が期待できる。 |
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