まずはお聞きください

ハイエンドオーディオとは

当社はハイエンドオーディオの専門店ですが、有名ブランド品専門店ではありません。雑誌などでいくら評価の高い製品であっても、音質が我々の基準に合わず、お勧めできないと判断した製品については、たとえ契約のあるメーカーの製品であったとしても、ご注文をお断りしております。音質は設計者の音楽的センスによって決まりますが、我々の基準に適合するセンスを持った技術者は、世界的にみてもそんなに多くはいません。たとえ同一ブランドであっても、設計者が変われば全く別物となってしまうのです。音楽を楽しむ手段としてオーディオ製品が存在し、私たちがオーディオ専門店である以上、自分たちが音楽を楽しめない製品を、お客様に販売すべきではないと考えます。

評論家や情報誌が口が裂けても言えない本当の話

~人の心を打つオーディオ製品は、大量生産からは生まれない~

JBL・TANNOY・ALTEC McINTOSH・MARANTZ。いずれもオーディオを志す者なら知らない人はいないほどの有名ブランドですが、本当に音質が良かったのは遥か昔のことであります

日本のオーディオブームに火が付いた1970年代には、これらのメーカーはすでに大量生産に移行し、音質は衰退の一途を辿ります。
つまり本当に音質の良い製品は正規ルートではほとんど輸入されていなかったのです。
JBLのハーツフィールド、ALTECの820SYSTEM、TANNOYのオートグラフRED、McINTOSHのMC30、MARANTZの♯7などは、いずれも1950年代~60年代に製造されたものですが、数十年たった現在もプレミア付きで販売されています。いずれも骨董趣味で取り引きされているわけではなく、時間をかけて手作りされたその音質が、技術の進歩著しい現代の製品であっても、太刀打ちできない部分があるからにほかなりません。
とはいっても、絶対数が少ない上に異常なほどのプレミアは心情的にも許すわけにはいきません。

当社では低価格で本物を提供するための手段として、

1.小規模な手作りメーカーの製品を自社の基準で選択する。

2.量産メーカー品より基本性能の優れた製品を選び出し、自社の基準と一致するようチューニングする。

この2つの方法で、10年~20年先でも納得してご愛用いただける製品をお勧めすることが、真のハイエンドオーディオ専門店であると考えます。

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