●新潟県 S 様
CD-PRO-T-SAとSDC-STを購入しました新潟のSです。
思いもかけず早く納品していただき、ありがとうございました。
産声を上げてから1週間たちましたので、近況報告です。
思えばCAPRICE/Dを視聴し、その能力にすっかり魅了され購入。
その後AZUR/DTDでDTDクロックのステージイメージの再現性の素晴らしさと凄さに驚き、
今回のDTUマシンの購入となったわけですが、
DTDを聴いた時に「この上の音」とはどういうものなのか色々と想像していましたが、これまでとは・・・・
まだ産声の段階ですが、最初に聴いたパイプオルガンで、教会で聴くあの「天井から降ってくる音」がそこにはありました。
生のステージは会場の反射音を体感しており、その場ではオーディオで言う「ステレオ」とか「モノラル」とかの方式は関係なくなり、
特に教会で聴くパイプオルガンは「天井から降ってくる」音を「浴びている」感覚になります。
DTDでは正面のオルガンから左右に広大に広がる感じであったのに、これは・・・
聴き始めて数十分後、私は機械で音楽を聴いていることを忘れ、教会の椅子に座り、ただ天井から降ってくるオルガンの音に浸っていました。
「高域がどうとか」「低音がどうとか」「周波数がどうとか」なとどいう感覚はすっかり無くなり、ただオルガンの音に身を任せている・・・
アナログの時代から愛聴していたウラッハの奏するクラリネット五重奏。レコードで聴きなれていた耳にCDの音はひどいものでした。
あまりのイメージの差にそのCDは聴かなくなっていましたが、
CD-PRO-T-SAとSDC-STのコンビ(CAPRICEもいるのでデンテックトリオ?)は、アナログレコードでは聴けなかった音を奏でてくれました。(仕事が終わって深夜しか聴けないので、今はゼンハイザーのヘッドホンをCAPRICEにつないで聴いています)
もうアナログは聴かなくてもよいという気持ちになりました。
まだ1週間しかたっていないのに!これからエージングが進んだら、どうなるのか!
それにしてもCDにアナログ以上の音が入っていたとは驚きです。
「看板に偽りなし」とはこのことをいうのでしょう。
とにかく聴くCD、聴くCDが全て別物に聴こえます。
今までのCDプレーヤーは何だったのか?「SACD」も「ハイレゾ」も
メーカーが機械を売りたいが為の「まやかし」に過ぎないことがわかり、まったく興味がわかなくなりました。
それにしてもDTUは凄いです。サウンドデンさんは「お金に余裕があるならDTUをお勧めします」と言っていますが、はっきりいえます。「借金してでもDTUにすべきである」と。(私は借金してこのコンビを手にしました)
それにしてもグリュミヨーのヴァイオリンが解き放たれたように、そしてこれほど歌うとは!!
彼は「弾いていた」のではなく、ヴァイオリンで「歌っていた」のです。
私の新しい音楽人生が始まりました。サウンドデンさんに感謝です。
こんごともよろしくお願いいたします。