広島県 F様

※この記事はお客様にご了承を頂き、メールの内容を転載させて頂いたものです。

藤本 さま

今日はご無理を言ってお届け頂きありがとうございました。
早速、現在のプリアンプをはずして視聴してみました。

正直、予想をはるかに超える良さです。
どうしてもパッシブ型の音の良さは分かっていたのですが・・
エネルギー感といいますか、迫力と言いますか?
少し寂しい感じは否めませんでした。
そこでプリアンプもいくつかチャレンジしていましたが、今度は迫力や押し出しは強くなるのですがメーカーごとに色付けしてあるのが、どうしても気になっていました。
やむなく「好みの色と思われる」プリを使用していたわけです。

今日はプリアンプの出物を見せていただきに行きましたが、今回の無接点ボリューム方式(何と呼んでよいか分かりませんが)をご紹介頂き半信半疑ではありましたがプリアンプと取り替えてみました。

音の透明感・スピード・迫力・締まり・帯域共に申し分ありません。
詳しい理屈はわかりませんが、これまでの苦労は何だったのだろうと言った感じです。

写真はイーグルスのホテルカリフォルニアをアナログレコードで視聴しています。
(バスドラの迫力もハイハットの音もかなり生に近いです)
勿論CDでのジャズや女性ボーカルも甘い声が甘いままで太く聞こえてきます。

オーディオで悩まないのも寂しいですが、暫くは悩む材料が無さそうです。
とりあえず感想をお伝えしたくてメールしました。

有難うございました。

福田

■ラインアップ
スピーカー JBL EVEREST(エベレスト) DD55000
エッジ交換・ネットワークチューン
パワーアンプ Reference-One 300BPPドライブ セトロン845PP
アッテネーター PP-OP(無接点光ボリューム付きパッシブプリ)
CD SOULNOTE cd-1.0
D/A SOULNOTE dc-1.0
プレーヤー トーレンスTD124 フルレストア フェラーリカラー仕様
トーンアーム オルトフォンRMG212
カートリッジ MC Kontrapunkt b ウェイト調整
MCフォノアンプ EAR834P
電源 IPT-1000An

福田さん

毎度ありがとうございます。
OP(Opto-potentiometer)の原理は簡単です。
4本足のフォトカップラー(LED+CDS)を2個直列にし、LEDの光量をマイコンで制御するというものです。
抵抗自体の値が直接変化するのですから、無接点となった訳です。

つまり、音量を上げるときには上の抵抗を低くし逆に下の抵抗を高くする訳ですが、基本的なアイデアは何十年も前のものです。

現在までにFISHERがかトライしたらしいのですが、精密な光のコントロールが難しく 製品化には至っておりません。
ですから、現在だから具現化出来た製品と言えるでしょう。

何はともあれ、気に入って頂けてお薦めした甲斐がありました。
私はこの製品は好みを超越した凄さがあると思っております。

お知合いにもお薦め頂けましたら望外の幸せです。

以上 宜しくお願い申し上げます。

サウンドデン 藤本光男

>>この記事に書かれている無接点 光学式ボリューム搭載「DENTEC NCD-OP」はこちら

福田様には私がアマチュアの時代から、もう40年来お付き合い頂いております。
お互いにアマチュア無線を通して知合い、途中ブランクはあったものの大切なお客様の内のお1人です。

趣味でギターを片手にロックを唄われる福田さんは、音に対するご自分なりの基準を持っておられ、今日の一般的なオーディオ機器から出てくる音では満足されません。

機器のチューニングをお任せ頂き、CDプレーヤーのクロック交換の際には、まさか今頃アマチュア無線をやっていた事が役に立つなんて思いもしなかったねと談笑した次第です。

さて、今回OPを使ったパッシブプリを導入して頂いた訳ですが、比較的低価格にも関わらず、従来の不満点が一掃されたとお礼のメールを頂いた次第です。

このパッシブプリは、手っ取り早くOPの良さを試聴して頂く為に、NCD-OPよりパワーアンプと電源を取り外した物ですが、今回の様に試聴して頂くとそのまま納品となる事が多々あります。

よって、廃番となったUA-J1の代わりに、PP-OP(無接点光ボリューム付きパッシブプリ)としてデビューする事となりました。
近日中に新製品として発表いたしますので、どうぞご期待ください。

by 藤本光男
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