藤本の辛口コラム

CD再生元年!


オーディオファンの皆様
新年明けましておめでとうございます。

サウンドデンは今年も「物ではなく音」を販売して参ります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

CD再生元年

さて、昨年は皆様にとって良い年でしたでしょうか?
私にとって2010年は正に激動の年でした。

10年来訴求してきたマスタークロックのジッター精度ですが、やっと大手メーカーも動き出し、無改造で聴くに値する製品を出して来た記念する年でもありました。

また、画期的な非同期型DACチップ「ES9018」が出現し、これは間違いなく今後の業界を席巻する事となるでしょう。
「音楽は時間の芸術」如何に時間情報が大切であるか?は、今更私が言うまでもありませんが、誰もが手にする事が出来る価格で超高級機をも凌ぐ音質が得られる時代となったのは、非常に喜ばしい限りです。
やっと、CDから必要にして十分な音質が得られる時代となったのです!

しかし、良い事ばかりではなく、私が大いに危惧している事が一つあります。
それは、最近流行っているディジタルリマスターと称した「時間情報の欠落」です!?
アナログマスターにパソコンが介在する事で起こるこの現象を、私達音楽ファンは絶対に許せません!!

それらのソフトの大半は、音はハッキリ クッキリしている反面、全ての音が前に出てきて、奥行きや広がり楽器の位置関係がデタラメとなっており、演奏の現場が出て来ません。
いや、むしろ音楽になってないと言った方が良いくらいです。

ソフトメーカーも営利企業ですから、作るからには売れなければならないでしょう。
しかし、安直に売れる音に加工してしまうのは、作曲家や演奏家に対する冒涜だと言えるのではないでしょうか?
我々音楽愛好家にとって、「音楽を曲げて伝える第2のコンダクター」は必要ありません。

弊社のお客様は、現代のCDより1980年代のCDの方が音が良い事を知っています。
時間情報が正確に再現できる現在では、それらが宝物の様な存在となりつつありますが、 何故そうなのか?は、音楽業界の貴方達が一番よく知っている筈です!

貴方達の仕事には、音楽という「芸術」を正確に伝えるという「社会的責任」がある事を片時も忘れてはなりません!
どうぞ、CDで生演奏に匹敵する音質が得られる時代になった事を認識してください。

時間情報が正確に再現され、誤魔化しが効かない時代になったのですから・・・
どうぞ、美しいものを「そのまま」伝える努力を続けてください
そして、歴史的名演奏を今だからこそ出来る音質で蘇らせてください

これが、我々音楽ファンの願いです。

株式会社サウンドデン 藤本光男


■ おわり ■


 

 

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