
大変な事が起きてしまった!
その1で今まで販売したアンプとの整合性が取れず困る店が出てくると書いたが、まさか世界一と自負していたDENTECまで危うくなるとは思いもしなかったからだ。

それは、毎月の様にお伺いしている千葉のYさん宅で起こった。
「Yさんのアンプはサウンドデンの試聴室を遥かに超えている」
DENTEC自慢の削り出しシャーシにDEXAのNCDXDeモジュールを4台組込み
ステンレスシャーシーの左右独立外部電源としているからだ。
左右独立の前段電源を取付け、それぞれにRWC1(高周波ノイズカットフィルター)まで奢られており、配線材は全て銀線ともうこれ以上やる事は無い状態だ!

しかし、ちょっと聴いてみてくださいって感じでX-PM7/NSをD/Aコンバーターの上に乗せ音出しを開始したら、誰もが予想すらしていないとんでもない事が起こってしまったのである。
5分位までは中々やるなという程度だったが、10分30分と経過するにつれ居合わせた3人の顔色が変わってきた。
先ず音が柔らかい・・・ そして正確な音場・・・ 実物大の音像が再現されるからだ。
それも市販品をクロック交換しただけの小さなアンプから・・・
勿論、物量が投入されたDENTECの4チャンネルアンプには低音の解像度では敵わない。
しかし、そんな事はどうでも良いと言わんばかりに眼前にステージが現れ名演奏が再現されるのだ!
「私は悟った」この次元は同じディジタルでもPWM方式では絶対に再現出来ないと・・・
オーソドックスなリニア電源の1BIT方式だからこそ、クロックのジッター対策だけでここまで再現出来たのだ。
考えてみれば、CDトランスポート D/Aコンバーター アンプにそれぞれマスタークロックがあり、8.4672MHZ 80MHZ 24.5760MHZのそれぞれがアシンクロ(非同期)で動作している。
つまり、それぞれが水晶(X-TAL)のジッター精度だけで音楽を再現しており、ここまで再現されるという事はもうそれで十分なのである。
これからは、1BITアンプにDENTECが蓄積してきた全てのノウハウを注ぎ込み世界一のアンプに仕上げていく事になる。
それが1BITアンプの素晴らしさを気付かせてくれたNmodeへの恩返しとなり、
真のハイエンドアンプを望む全ての音楽ファンへの贈り物となるだろう!
今 後 の D E N T E C に ど う ぞ ご 期 待 あ れ !
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