「お客様の声」デジタルセパレーター DS-FMシリーズ

●デジタルセパレーター「DS-FMシリーズ」をご愛用のお客様の声

藤本社長

お世話になっております。水戸のYです。

DS-FM-USB-DTU 購入させて頂きます。本日振込致しました。
思ったよりも設置調整に敏感で、ここに時間を要しましたが、聴くほどに良さがわかります。クロックも落ち着いてきたということでしょうか。

前回あたりの御連絡で、オーディオ的にどう聞こえるかといった観点でなく、演奏をより実音のように味わえれば、といった趣旨の願望を記しました。
予定調和的な書き方はしたくないのですが、そのようになっていることを実感しております。
DTUクロックなしと比べると、圧倒的な違いです。あらゆる空間の音のピントが合った感じです。
もう少し詳しく感想とご質問を後ほどお送りさせていただきます。取り急ぎのご連絡でした。

●サウンドデン藤本

Y様 早速のご入金ありがとうございます。

本日貸出分のDS-FM-USBが到着しましたが、これとDTUでは月と鼈位違うと思います。

貸出分はディジタル信号を分離した効果だけでしたが、DTD DTUはクロックのジッターが極限まで下がっており、音楽の表現が全く違う事をご理解頂けたと思います。

正に弊社がワンポイント録音の基準作りから始めた結果が実を結んだと思います。

藤本社長

早速お返事頂戴しましてありがとうございます。

まさか「月とすっぽん」という言葉が、藤本社長御自身からでるとは思いませんでしたが、ノーマルに対して、DS-FM-USB-DTUは、別格すぎると私も思います。

ワンポイントと録音の活動を開始されたときから、四半世紀近くになるのでないかと存じます。
私は最近客の末席についたばかりですが、長年の独自の積み重ねで得られているこのような大きな成果を、実際の出音として体感させいただいており、それが音楽を聴くときの喜びを何倍にも増しており、本当にありがたく存じます。

弦楽四重奏や室内楽:
・ホールの奥行き感が自然に表れるようになりました。
弦楽四重奏の真ん中の二人の奏者の音は、これまで、「奥にいるよね」と思って聴くと、そう聞こえる感じで、しばしば両端の二人に比べてぼやけがちでした。
それが、意識的に聴きに行かなくても、普通にそれぞれの位置(奥まった位置)から、両端の二人と同じくらい明瞭に普通に聞こえてくるようになりました。

・各楽器の音の質感も、より実際の楽器の音に近づきました。
特に、柔らかい音楽表現のときの、弦楽器の音が、オーディオ的な線的な輪郭を持ったものでなく、本当に自然に空間に溶け合うような柔らかさを持ったものになりました。

・これは以降のほかの種類の音源と共通ですが、DTU版にすることで、音の表現の種類が、単純な大小だけでなく、音の強さと柔らかさ、焦点が集中した音とフワッと広がる音、といった多様さを豊かに持つようになりました。
この結果、出てくる再生音が違うというよりは、音楽が違うものになります。
無難だけれども平板な再生から、ピントが合って奥行きや質感を感じさせる音楽再現になりました。

オーケストラ:
・背景の静寂さが増し、ホールの音のあるところとないところの違いが表現されるため、各楽器の音や弦楽器群や木管楽器の人数感が見えてくるような再現になります。
聞いていて各音が見えるように聞こえてくるので音楽の味わいが何倍にも増えます。
実演ではここまで分離して聞こえないので、これはオーディオ特有の味わいだと思いますが、それでもなお楽しいものです。

・各楽器の音色やその細やかな変化の再現性も驚くものでした。これまで弦楽器はともかく、管楽器の音色のニュアンスとそのうつろいについて、美しく感じて聞き入ったことは、ありませんでしたが、今ではこんなに豊かな音楽だったのかと感じることが多いです。
・この箇条書き2つは、どちらも、おそらく、クロックの効果なのですね。

チェロ独奏:
・チェロ1本の音源なら、ノーマルのDS-FM-USBの段階で十分満足しており、もうこれ以上はないのでないかと感じていました。
しかし、音源による楽器の音色の違い、演奏している空間の音の反射の具合が、さらに明瞭に伝わってくるようになりました。うれしい誤算でした。

小編成のジャズ:
・セロニアス・モンクのリバーサイドやCBSの音源を聞いて驚きました。
これはノーマルDS-FM-USBでは聴いていなかったのですが、今回たまたまかけてみて、「今、ここまで生々しく再現できているのか」と胸を打たれたものです。
古くて決して綺麗な録音でないのですが、ピアノが恐ろしく正確で味わいが、従来知っているものから100倍くらい多様になっていました。
打鍵の瞬間の倍音の出方、音の伸ばし方や止め方など、細かなニュアンスが、そのまま伝わってきます。
ピアノ以外の楽器も、音が多少古くても、曇りが一切なく、収録された空間の残響も伝わってきて、恐ろしく生々しく再現されます。
「この曲はこんな感じ」とこれまで思っていた演奏が、全く違う、はるかに様々なニュアンスに生き生きしたものであることを知りました。

以上が感想です(長くなってしまいました)。

(水戸市 Y様)

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