「KITHIT HIT-STF」をご愛用されているお客様の声

●「DENTEC RS-T1」と「KITHIT HIT-STF/DENTEC」をご愛用

KITHIT HIT-STF/DENTEC(以下KITHIT)試聴記
 
DENTEC RS-T1は17cm励磁型ユニット(ドライヴァーと呼びたい造りだが)1発であらゆる楽器の音を再現し、点音源ならではの定位と音場感、そしてアルニコ磁石をはるかに超える透明感で「音楽を聴くにはこれだけで十分」と思ったRS-T1ですがうっかりKITHITの貸し出し視聴をしたところ返せなくなってしまいました。
貸し出し機にはバナナプラグの付きのパラ接続用ケーブルが付属し、ネットワークも内蔵しているので箱から出して直ぐ設置できます。
但し最初の2~3時間はまともな音が出ません。
少なくとも20時間は鳴らす必要ありと感じます。本領発揮するのは100時間を超えてからです。
各楽器の質感はさらに明瞭となり、音場が広大に広がります。
低音楽器の動きが明確になり実在感が増します。
RS-T1単独で低音の量感不足を感じられている方にも効果的かもしれません。
  
広島の試聴室で聞かせていただいたRS-T1プラスTAKE-Tに比べ質感がナチュラルで音場が立体的と感じます。
このKITHITに調整箇所は無く、レベルの加減もカットオフ周波数の変更も出来ません。
社長の談によると余分な切り替え機構がない分上位機種よりも音質が良いとのことです。
唯一の調整は設置位置です。スピーカ上で前後位置を1ミリ単位で調整してやるとあるポイントで変化が起こります。
各楽器の演奏の表情がさらに明確になり、全体のハーモニーを損なうこと無く分解能がさらに向上し、音像の実在感を損なうこと無く音場が一段と広がります。ヴォーカルは恐ろしい程リアルになります。
  
エージングと調整が済んだRS-T1+KITHITは約130万ですが世界のハイエンドスピーカと比較してみる価値は十分あると思います。
著名なスピーカーの中には電源とアンプにかなりの投資をしないとまともに鳴らないと思える機種も散見されますがRS-T1+KITHITは2W出力の真空管アンプでも8千円の中華デジアンでもちゃんと音楽が聴けます。
鳴らし易いスピーカだと思います。

試聴システムと主な試聴ソース
メインスピーカ:DENTEC RS-T1+SA2MK2 励磁電源FTS8
アンプ:NCD-1基板+クライオトランス自作
D/Aコンバータ:アルカディア ES9018デュアル
CDP:Sony X5000チューニング品
 
CD ヴォックス・クラマンティス SACRUM CONVIVIUM  MIRARE MIR366
CD 14YEARS AFTER(Sクライオ)ASC-2006
LP 尾崎亜美 MIND DROPS 東芝EMI ETP-72245


(横浜市 N様)

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