東京都 I様

「D/Aコンバーター SoulNote dc-1.0/FT
(フルチューニング)の感想」

■会員制DENTEC掲示板からの抜粋

06/12/15

本日、万難を排して(おおげさですが笑)午後8時半にdc1.0 FTを受け取りました~。いや~、自分としてはほんの軽い気持ちでノーマルを試聴する程度の気分だったんですけどね。知らない間にFTを注文したことに なってまして(爆)。まぁ、社長曰く「IさんがFTの音聴いたら後戻りできるわけないじゃろ。で、音聴いたときに在庫がなかったら困るっしょ」ってこと で、そりゃたしかにその通りかなと(笑)。

というわけで、早速つないで音を出しましたが、これ、スゲーっす!スゴスぎです!ノーマルも LTもすっとばしていきなりFTということもあるのでしょうが、DACが違うだけでこれほど音が激変するとは!!この音聴いたあとで、納品が来年の2月と か言われたら、そりゃ苦しすぎます~。やっぱりFTにしといてよかったです!(爆)社長に感謝です!

繋いですぐのインプレとしては、出て くる音がまったく別物になってしまっているためで、オーディオ的な感想は非常に難しいのですが、とにかく音のうねりがすごく感じられます。下で、社長が 「ピッチがゆっくり聴こえませんか?時間情報が正確に再現される様になると、音色まで変わってきますし、アーチストが何を表現したいのかが明確に解ります。」と書いてありますが、本当にその通りというか、「あ~、ここはこういう表現がしたかったのか!?」と、なんか勝手に音楽に対する理解が深まるというか、自分の感性がアップしたと勘違いしてしまいます(笑)。

いや~、それにしてもCDPX5000に搭載したD-CLOCKが、エージング600時間を越えた頃から、気のせいか一段と音に凄みが出てきていて、DACでここからどれだけ音が良くなるのかあまり想像できなかったんですが、FT をつないで音が出たとたん、一瞬で悟りが開けました(笑)。

付帯音がなくなると、ここまでの音がオーディオで出せるんですね!

2006年12月21日UP


06/12/17

藤本社長は、「最初 はもやつく」と言われていたのですが、元の音と比べるのがまったく無意味な次元ですからね。
きっと本来の実力から比べるとかなりもたついていたのかもしれ ませんが、まったく気になりませんでした(笑)。

とにかく解像度の高さとエネルギー感が非常に高いレベルでしのぎあっているような感じで、DACを替えた というよりは、パワーアンプとスピーカーを1000万円クラスのものにパワーアップしたイメージです。もちろん、1000万円クラスの市販品を買ったとこ ろで、こんな音が出てくることは実際には絶対にありませんけどね(爆)。

ちなみに、エージングの過程ですが、昨日の朝12時間程度で、低 音がけっこうブーミーな感じになり、その後少々音がガチャガチャする方向になりました。今朝の段階では元に戻っています。
なんか、プレーヤーのD- CLOKCのエージングの時と同様の変わり方です、って当たり前ですね(爆)。ってことは、やはり400時間後を過ぎたあたりでまたもう一皮剥けるってこ とですかね??それを楽しみに気合いいれてエージングしまーす、ってCD駆け続けるだけですけどね(笑)。

2006年12月21日UP


06/12/29

dc1.0のエージングの途中経過ですが、12月15日午後9時ごろからエージングを開始し、300時間以上経過していますが、かなり落ち着いてきたという感じです。もちろん落ち着いたといっても、X5000にD-CLOCKを載せた時と同様、搭載前と後で、音の変化がハンパないというか、ビフォーアフターで完全に別物なため、エージングの過程で少々高音が硬くなろうが低音が膨らもうが、どうこう比較するレベルを超えているので、エージングで音が変わっても、「こんな音もありかも!」なんて感じで余裕で楽しめるのです(笑)。もちろん、一日中音質変化をチェックしているわけでもないので、実は真夜中頃にとんでもない音になってた可能性もあるんですけどね(爆)。いずれにしても三賀日が終わる頃にもう一段高いレベルに行くのかどうかにとても期待しております。
それにしても、このdc1.0FTの音があまりにも凄すぎて、「もしかすると、都内、いや首都圏あたりじゃウチの音が一番いいんじゃねぇか?」という、妄想めいた自信も出てきて、とても幸せな気分です(爆)。

2007年1月9日UP


■07/1/3

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ご挨拶はそこそこに、dc1.0FTのエージング状況ですが、300時間で落ち着いたと書きましたが、あれは単に全体的に音がこもっておとなしくなっていただけだとわかりました。それはそれで満足のいく音だったんですが・・・(笑)。
350時間を越えたあたりだと思いますが、朝イチでボリュームあげたら、いきなり音が激変してました!エコーというか音の広がり方が尋常じゃありません。やはりD-CLOCKは時間がかかるんですねぇ。その後も、時間が経つ毎にさらに音が研ぎ澄まされていく感じです。

2007年1月9日UP

「DEXA Technologies D-Clock
載せ替え後の感想」

■会員制DENTEC掲示板からの抜粋

いや~、土曜日からCDPX5000+D-Clockのエージングを開始しましたが、2日目の月曜夜の段階で、すでにエージング終了かぁ??というぐらいのスゲェ音が出てます(笑)。
みなさんのレポートにもあるように、最初はやけにすっきりしたなぁ~!って感じでさらっとさわやか系でしたが、なんか今ではかなりマッチョな低音がビシビシ出るわ、それでいて高音は今までの三倍ぐらいのエコーというか音の広がりで、マジびびります。

ギターコードの、それぞれの弦の音が消えるまでの時間が違うのが判ったり、ドラムのブラシの毛の数がわかったり、ってのは嘘ですが(笑)、なんか毛の数がやけに増えような感じです(マジ爆)。200時間たったらまたレポートします。

以下、藤本社長からの返信(黒字が社長のコメントです)

Iさん 毎度です。

> いや~、土曜日からCDPX5000+D-Clockのエージングを開始しましたが、2日目の月曜夜の段階で、すでにエージング終了かぁ??というぐらいのスゲェ音が出てます(笑)。

D-Clockはいきなり良くなりますが、使ってあるコンデンサーから推測すると400時間は掛かりそうですね。

> みなさんのレポートにもあるように、最初はやけにすっきりしたなぁ~!って感じでさらっとさわやか系でしたが、なんか今ではかなりマッチョな低音がビシビシ出るわ、それでいて高音は今までの三倍ぐらいのエコーというか音の広がりで、マジびびります。

そんな事になってるんですか!
Iさんとこは、スピーカーが近くて二アフィールドみたいですから、余計に変化が判るんでしょうね。

> ギターコードの、それぞれの弦の音が消えるまでの時間が違うのが判ったり、ドラムのブラシの毛の数がわかったり、ってのは嘘ですが(笑)、なんか毛の数がやけに増えような感じです(マジ爆)。200時間たったらまたレポートします。

400時間でお願いしますね(笑)

以下、I様からの返信

おはようございます。

> D-Clockはいきなり良くなりますが、使ってあるコンデンサーから推測すると400時間は掛かりそうですね。

でぇ~?マジですか~?ってことは、まだまだ変化するってことですね?ちなみに現在、丸々一週間=168時間程度経過していますが、どちらかというとまたスッキリ系の音になってきています。これはこれで悪くないです(笑)。最終的にどんな音になるのか楽しみです。

> Iさんとこは、スピーカーが近くて二アフィールドみたいですから、余計に変化が判るんでしょうね。

近いといっても、2.3Mぐらいは離れてるんですけどね(笑)。やはりスピーカーのフルチューニングでネットワーク外だしが効いてるんじゃないですか?とにかく感度がいいというか、デンテックのチューニング効果がすごくよくわかるんですよね。

2006年10月31日UP

「DZP-2.3導入後のご感想」

こんにちは!サウンドデンのHPをご覧の皆様、大変ごぶさたしております。まったくの想定外だったIPT4000A衝動買いの勢いだけで書いたレポート以来ですから、もう2年近く経つんですねぇ。その後、強く続編が望まれていたという話は藤本社長からもまったく聞いていませんが(笑)、今回はデンテックが満を持して発表したデジタルパワーアンプ、DZP-2.3をたまたま聴いてしまったために、レポート第二弾を書かせていただくことになった次第です。

いや~、それにしてもIPT4000Aを超える衝撃なんて、もう二度と体験することはないと思っていましたが、さすがオーディオの悪魔、恐るべし!ですね。とにかく音が出た瞬間、「どわぁ~~?」という意味不明の叫び声を上げていました。既にIPT4000Aで異次元のオーディオワールドに対する免疫は十分出来ていると思っていたんですけどね(笑)。こちらの認識が甘かったというよりは、DZP-2.3があまりにも桁外れにスゴイいということでしょうね。

DZP-2.3がスゴイのはもちろんですが、我が家の場合、IPT4000Aという大前提があり、そこからさらに積極的にデンテック製品を導入した結果、いきなりあそこまでスゴイ音で鳴ったんだろうと思います。ようするに残された問題点はアンプしかない!という最終段階だったってことですね。最後のデンテックは本当によく効くんです(笑)。

ということで、今回はDZP-2.3の試聴レポートというよりは、IPT4000A以降のデンテック製品導入記という感じで進めたいと思います。相変わらず勢いだけというか、かなり暴走気味の文章ですから、やたらと「スゴイ!スゴイ!」(表現力が乏しいだけです笑)を連発します。デンテックの異次元オーディオワールド未経験の人が読むと「いくらなんでもそんなにスゴイわけないだろ!!」と突っ込み所が満載だとは思いますが、実際の音は文章よりもはるかにスゴイのでご了承ください(笑)。では、前置きはこのぐらいにして、まず史上最強のインシュレーター・VEBからいってみましょう。

VEB

VEBの試作品を最初に聴いたのは、2005年4月のサウンドデン25周年記念イベントに参加した時です。
この時は、正直「まぁこんなものかなぁ」という程度の印象でした。それが、その後2ヶ月ぐらいで改良を加えた試作品は、「より安い値段でST-BASEVEBと同等の音質」になっていました。
この時点で、既に「これならぜひ買いたい!」というレベルになっていたと思いますが、当然藤本社長はさらに上を見据えていたのでしょう。
最終的に完成した製品はとにかくケタ外れのスゴさでした!インシュレーターというレベルを完全に超えてます。なんとか勝負になるのはST-BASE+VESだけで、それ以外のインシュレーターはまったく相手にならないと思います(マジ)。

とにかく振動処理の重要性が一瞬で体感できてしまい、インシュレーターに対する悟りが開けます(笑)。悟りとか言われても、未経験の人には絶対に理解不能だと思いますから、とにかく一日も早くVEBの試聴をお勧めします。
ただし、一番小さいセットでも10万円近くしますから、冷やかしで聴くと間違いなく地獄の苦しみを味わいます(笑)。
ちょっと魔が刺して、試しに全ての機材の下にVEBを敷いたりなんかしたら、もう最悪です。あっという間に5~60万はイっちゃうし、とりあえず最初は全部じゃなくてもイイか・・・と思って一箇所でもVEBを外した瞬間、がっかりすること間違いなしです。
当然、VEBを全部外して試聴する前の状態に戻した音なんて二度と聴けたもんじゃありません。

というわけで、結局全部買ってしまう羽目に陥ります。ちなみに僕もそれが怖くて、自分のシステムをオールVEBにした音は試聴していません(笑)。
今のところDZP-2.3はラックに直置きです。でもVEBのおかげで悟りを開いた僕は、「VEBじゃなければ直置きでいいじゃん!」と、開き直れてとても幸せな気分です(爆)。

■スーパーツイーターTAKET-BATPRO/DENTEC

この製品は、旧モデルのノーマルとデンテックチューン共に試聴する機会があり、その良さは認識していたので、購入のタイミングを伺っていました。
それが、PROモデル発売を期に、デンのHPで旧モデルのデンテックチューンが在庫処分になったため、速攻で社長に「安くなった旧モデル、買おうと思うのですが、PROモデルはそんなに良いのですか?」と、メールで問い合わせてみたのです。すかさず社長から、「まったく比較になりませ~ん」という返事が返ってきたので、あーやっぱりそうかと(笑)。

どうやら僕の場合、カタ落ち製品を問い合わせても、結局新型を買ってしまう運命にあるようです。そういえば、IPT4000Aを買った時も、きっかけはIPT1500の在庫処分放出だったっけ(爆)。
で、肝心の効果ですが、耳に聞こえない周波数の音が出ているだけで、これほど全ての音域の聴こえ方が変わってしまうのかぁ~!?という、非常に不思議な体験ですね。全ての音が艶っぽくなるというか、スピーカーのグレードが5ランクは上がった気がするので、とても効果があるアイテムだと思います。
でも、システム全体の優先順位でいけば、もっと後のほうというか、仕上げの感覚
でやるべきでしょうね。デンテック未体験の人なら、それこそ、クロック交換やって、CMSやって、VEBやって、あと何をやればいいかなぁ~?という時の最後の隠し味で使うべきかなぁ。あ、当然ですが、本当に余裕があるならTRC-ADZP-2.3も先に導入しておきたいところですよね(笑)。

ちなみにセッティングですが、これにはミリ単位の調整が要求されます。僕は幸い、山本会長直々に調整していただいたのでラッキーでした。
東京出張の際に我が家にお越しいただいたのですが、音を聴くやいなや真っ先に「スーパーツィーターの位置がおかしいよ。直していい?」と言われて、びっくりしました!会長の耳はマジでコウモリです(笑)。
調整後はグっと音場が広がって、さらにびっくりしました。

MONITOR AUDIO Silver Studio 8/DENTECチューニングモデル

これは、スーパーツィーターで、音が艶っぽくなって気をよくした勢いに乗って試聴して、そのまま導入しちゃいました。って、これも普通なら順番が逆ですね(爆)。

それにしても、売値の2~3倍の値段をかけてスピーカーを改造するという荒業は、サウンドデンの常連さん以外には、一生理解できないどころか正気を失ったとしか思われないでしょうね。
でもその効果は本当に絶大です!そして藤本社長が惚れ込んだS-1EXの改造はこの究極形ですね。このS-1EXデンテックを聴いてしまうと、250万円以上のスピーカーの音質的な存在意義は完全になくなりますね。あとは家具や置物としての価値を見出すしかないって感じです(笑)。

僕の場合、部屋の広さと予算(メインの理由はこっちです笑)の問題があるため、今すぐにS-1EXデンテックというわけにいかないのが幸いではなく残念(笑)なことに、この改造スピーカーを選んだわけですが、今のところうらやましいと思ったのは、S-1EXデンテック、山本会長のJBLS3100デンテック、USHERデンテックの3つぐらいです。ってことはつまり、普通のスピーカーには絶対に負ける気がしないってことです。これもある意味悟りです(笑)。CMS銀線でネットワーク外出しが、これからのスピーカーの常識になると密かに確信しています。

ちなみに山本会長が我が家の音を聴かれた時は、このスピーカーまでの状態です。 スーパーツィーターの調整と合わせて、スピーカーの置き方についてもアドバイスをいただきました。

会長には、この時いろいろと問題点を指摘していただきましたが、不完全CMS銀線状態かつDZP-2.3導入前の状態だったため、まだまだ開発途上の音であるという認識となり、逆に今後の展開がかなり楽しみになりました。今思うと、デジタルアンプの導入を真剣に考えたのはこの時ですね。

■信号系オールCMS銀線!!

というわけで、ようやくやりました、信号系統完全オールCMS銀線化!!

IPT4000A
を導入した時に、信号系を大幅にCMSにグレードアップしましたが、スピーカーケーブルだけは、P●D社の中級クラスのケーブルをスタンド付ブックシェルフ型スピーカーにつないでいたこともあり、高さの分が余分に長く必要だわ、しかもバイワイヤーだわで、CMSにすると20万を超えてしまうので、泣く泣く断念したのです。
それがスピーカーを買い換えてネットワークをCMSで外出ししたおかげで、残りの部分が短くて済むようになったため、これまたチャンスを狙っていたら、うまいぐあいにHPの中古でちょうどよい長さのものが出てきて、すかさずゲット!!

いや~、これは本当にスゴイ効果です!デンテック製品は最後が一番効くという定石はここでも有効です。信号系統が一箇所CMS銀線でないためにどれだけ信号が劣化していたのか・・・。もう、唖然です。

会長とも「オールCMS銀線にすればもっともっと良くなる」と話していたのですが、まさかここまで良くなるとは思っていませんでした!!長さがどうだ値段がどうだと言う前に、とっとと完全CMS銀線化を先にやっておくべきでした!!

ピックアップで拾った信号が一切の欠落なく伝達されてスピーカーまでやってきているというのが一瞬で体感できます。ということで、ケーブルに対しても悟りが開けます(笑)。

とにかくこれも試聴して、一度全てのケーブルをCMS銀線にした状態から、自分が今まで使っていたケーブルを戻していってみてください。ちなみに僕に残された課題は一日も早く電源ケーブルをCMS銀線にグレードアップするということですが、けっこうな本数が必要なため、やはり相当後回しになりそうです(ダメじゃん笑)。

■DENTEC LCRフォノイコライザー

これは、当初購入予定にありませんでした。もともとデンテックでこんな製品があること自体知りませんでしたし。それが、いきなりHPの中古リストに載ってしまったのが運の尽きでした。これを買わなければ、一足先に完全VEB化や、電源ケーブル完全CMS化もできたのですが・・・(やっぱりダメじゃん笑)。

とにかくどんな製品か想像もつかなかったので、例によって社長に「これ何ですか??」と問い合わせたところ、社長曰く「よく気づいたね~。これはスゴイよ~。特注品で作るの大変だから、二度と作れないよ~。」という話。
むむむ~?ってことはこの機会を逃したらもう二度と手に入らないってことじゃん?と、ムラムラと物欲が湧き上がってきました。
さらに「で、肝心の性能ですが(ラジオ放送みたいな名前の)80万ぐらいするフォノイコより良いんですか?」と質問したら、「そんなもんと一緒にせんでくれ~!!(笑)」というわけで、とりあえず試聴することに。

ちなみに、今さら言っても嘘クサく聞こえるでしょうが、デンテック製品を試聴する場合、僕は必ず「そう簡単にはだまされないぞ!」という姿勢で臨んでいます(笑)。

で、結果は毎回5秒で完全KOなのです。今回も結果は同じです。とにかくCMS銀線もクライオも使っていないのに、この音質はスゴイ!スゴすぎます!!こんなスゴいもん、他のオーディオマニアの手には絶対に渡せない!
ということで、購入決定です。

IPT4000A以降、ウチでは完全にCDの音がアナログを超越してしまい、一時期気合を入れて集めたオリジナル盤も含めてほとんどアナログを聴かなくなっていたのですが、このフォノイコのおかげでまたアナログ熱がぶりかえしそうです。
近い将来、このフォノイコにデンテックの最新チューンアップをお願いしようと画策しています。ということで1週間ほどアナログばっかり聴いていたのですが、ふとCDを聴いてみたら、あれ~?なんかCDも音が良くなってるんです(笑)。

中古で買ったCMSスピーカーケーブルはもともと十分にエージングされてたいたはずだし、自分のシステムに繋いでからも新品と同様に2週間ぶっとおし(300時間超)で音出しをしていたので、完全に馴染んだと思っていただけに不思議ですねぇ。

上下がカットされていない純粋なアナログ信号がシステムになんらかの影響でも与えたのでしょうか?
・・・。って、問題はそんなことではなくて、アナログもCDもこれだけ音が良くなったら、とりあえず新製品のDZP-2.3は今買わなくても良いかなぁ~?という、弱気な考えがアタマをよぎったのです(笑)。

DZP-2.3 バイアンプ

異次元オーディオワールドにどっぷりと浸かっている僕も、これまで、パワーアンプだけは一切デンテックの手が入っていませんでした。将来的には、TRCZAPモジュールを搭載して電源は外出し・・・というようなイメージはできていましたが、なかなか実行に移しせませんでした。これは純粋に予算の問題です(笑)。

社長もよく「アンプは最後でいいんです。他にやらなきゃいけないことがたくさんあるんだから」と言ってますし。
それが、会長の来訪で気分が盛り上がり、DZPシリーズの発売告知で一気に勢いがついたのです。
もちろん、最初からバイアンプにするつもりなんかありません。というか、DZP-2.3を1台買おうと思っていたら、中古のフォノイコが出てきたので、こっちは見送ろうとしてたんです。まぁ、そんな弱気な後戻りをオーディオの悪魔が許してくれるはずもなく、いつのまにか「DZP-2.3はバイアンプで聴くのが当たり前じゃ!」という話になってました・・・(笑)。

ZAPモジュール搭載のデジタルアンプは、本家プレデターはもちろん、既存のアナログアンプの改造バージョンも何台か聴いたことがあるため、自分のシステムからどんな音が出てくるかは想像がついていましたが、これまた社長が「今回のDZP-2.3は桁外れに凄いよ~。バイアンプで鳴らしたら、darTZeelよりも全然良くるからね~。聴いてしまったら誰も抵抗できないよ~」などと、やたらと強気発言で煽りまくるわけです。

社長も絶賛したDarTZeel NHB-108 に、ZAP搭載の改造デジタルアンプが完敗したのは僕も体験していたため、「社長、それはあまりに大げさすぎるんじゃないですか?」と突っ込んでみましたが、音聴いたら全然大げさじゃありませんでした(笑)。
とにかく音が生々しくて、とてもアンプから出ている音に聴こえません。
デンテック製品で対策すると、「目の前からスピーカーが消える」と、よく言われますよね。ウチではとっくの昔にスピーカーは消えていたんですけどねぇ。おかしいなぁ・・・また消えました(笑)。

つまり、どんどん音の実在感が高まっていってるんですねぇ。このDZP-2.3の音を一度体験したら、普通のアナログアンプには二度と戻れなくなると思います。つまりアンプに対しても悟りが・・・(以下自粛)。

ただ藤本社長がHPでも書いているように、「darTZeelをバイアンプにしたら、どうなるか?」というのが気になるポイントではありますが、2台で480万円ですからね。とりあえず僕は浮いたお金でオールVEB&電源ケーブルCMS化を目指します、って実際は何も浮いてないないので、オールVEBCMSはまだまだ先の話になりそうです(結局ダメじゃん)。
でも、DZP-2.3をラックに直置きの現状で、ここまでスゴイ音が出てるってことは、こりゃ相当スゴイことですよ(笑)。
これにVEBを敷いた音を想像しただけで、ゾクゾクっと鳥肌が立つ気分です。これは別に僕が変態という意味ではなく(笑)、まだまだ先に行ける異次元のオーディオワールドがとても刺激的で奥が深いってことです。

ということで、このあたりで怒涛のデンテック製品導入記は終わりです。みなさんが一日も早くデンテック製品を試聴し、異次元オーディオワールドを体験されることを心待ちにしつつ、僕は一足お先にさらなる異次元の奥地へ踏み込みたいと思います(笑)。

2006年4月24日UP

「IPT-4000Aのご感想」

こんにちは、東京のIです。予告通りというか予想通りというか、お値段なんと185万円の電源トランスをドドーンと買ってしまいました~。あ、もちろんクレジットです、しかもかなり長期(笑)。そんなわけで誠に恥ずかしながら「お客様紹介」2回目の登場と相成りましたので、しばらくおつきあいください。

ホント、自分でもよくやったなぁと結構感心するわけですが、よーするにIPT4000Aの音でハイな気分になってしまい、その勢いで・・・ってことなのかなぁ。でも、さすがに185万ですから、ホイホイ出せる人はうらやましいですが、実際は結構勇気が要る話です。ただ「音が良かったから」では説明がつかないわけで・・・(笑)。あ、そうか!きっと今年の記録的な猛暑のせいで、オーディオの神様が降臨した幻覚を見てしまったに違いない!とそんなことも思う今日この頃。藤本社長とサウンドデンの皆様、書中お見舞い申し上げます(笑)。

前回「70万円の電源トランスを衝動買いしてしまうなんて未だに信じられない」と書いてからまだ一月も経っておらず、しかも「さすがに電源に180万とかいう世界になると自分にはとうてい関係のない世界」とまで言い切り、『そりゃそうだよ、そこそこのクラスの新車が買えるよ(買わないけど笑)』と思っていたんですけどねぇ・・・・甘かったです。5月にお買い得価格のIPT1500を在庫問合わせすることすらイジイジと迷っていたあの頃が遠く懐かしいです・・・(笑)。

本題に入る前からかなりトリップ気味の文章になっていますが、実際に私はオーディオの神様から、「私のオーディオ人生はIPT4000Aによって救われた。そして21世紀の日本のオーディオはIPT4000Aによって救われる」という啓示を受けたのです(おいおい!笑)。そう、「IPT4000Aの登場」は、オーディオの歴史における「ステレオ再生の登場」、「CDの登場」、「SACD・DVDの登場」といったエポックメーキングな出来事に比肩する、いやそれらを上回るオーディオの歴史上最大の奇跡です!!と、声を大にして秋葉原の路上で叫びたい!そんな気分です(嘘です)。もちろん、「よーするに、185万もする電源を購入したことを正当化して自分を納得させているだけだろ?」という気持ちもあることはあります(笑)。

また「怪物IPT3000に心底惚れ込んでます!」などと偉そうに断言していたくせに、あまりにあっさりと4000Aに乗り換えてしまったという自分の調子の良さが嫌になることもあります(笑)。私自身、もしIPT3000が人間の女性だったら、そりゃトンデモない最低男だよなと思います。口説きに口説きまくってようやくモノにした美人の彼女の家に遊びに行ってみたら実はもっとイケテル御姉さんがいたのでついつい、みたいな。でも、今回はラッキーなことに藤本のお父さん(笑)が乗り換えを奨めてくれたのでメデタシメデタシ・・・ってホントIPT3000で200%満足していたんですけどねぇ、IPT4000Aを聴くまでは・・・。

いつまでもくだらない前フリが続いて恐縮ですが、本題に入ってもこんな感じですからよろしくお願いします(笑)。ぶっちゃけた話、実際は「百読は一聴にしかず」で、みなさんがそれぞれ自宅で愛用のシステムにIPT4000Aを繋いで試聴するのがベストなんですよ。聴けば一発で昇天です。いくら文章で「異次元」「あの世」とか言われても、実際に異次元を体験しないかぎり、それがどんなものか絶対に理解できないわけで。前回、IPTを知らずにオーディオを語る人を「地球は平らと信じていた中世の人々、それ以下の認識レベル」などと大口をたたかせていただいたのもそういう主旨からです。そうれはそうと、IPT4000Aを聴いたことがない人はどう表現しようかなぁといろいろ考えてみたわけですが、さらに失礼な例えで恐縮ですが、原始人に「もしもーし、肉は火で焼いたほうがおいしいですよ~」と教えてあげるようなもんでしょうかねぇ(爆)。と、意識せずに書いているはずなのに、大げさな表現が次から次へと出てくるわけです。

話を戻しますが、さすがに実際に試聴するのがベストだといっても、180万円の電源トランスをいきなりメールや電話で問い合わせて、広島から顔のこわいおじさんに持ってきてもらうのはやはり勇気がいる・・・(笑)、という人も多いと思います。そんな方のために、私のようなIPT1500で迷っていた小心者がいかにしてITP3000からIPT4000Aまで一気に加速して登りつめていったか、そのいきさつを書き記すことで、日本全国の迷えるオーディオマニアの恐怖心を受け止めるバッファー役として、一人でも多くの方にIPT4000Aを聴く勇気を持っていただければこれ幸いと、再びトホホな文章を書かせていただく次第です。ということで前フリが長くて失礼しました。また藤本社長、バッファーオーディオ立ち上げおめでとうございます。これで一気に全国制覇っすね!(笑)

というわけでようやく本題に入りますが、そもそもの発端はIPT3000で極楽異次元オーディオライフをスタートさせてから2週間も経たない頃、藤本社長から「IPT4000Aを聴く勇気はありますか?」という甘い誘いが届きます。「勇気は無いけど怖いもの見たさでぜひ聴かせてください~」と返事をしたところ、「ふっふっふ、怖いものしらずのIさん♪それでは聴いてみてください。絶対に後戻りできませんから♪」と、やけに楽しげなメールが返って来て、あっさりと4000を聴く算段が整ってしまったのです。この時すでに、3000が作り出す異次元の音が体に染み込んでしまい、金銭感覚は完全に麻痺していて、『3000と比べて100万円分以上音が良くなるなら、こりゃ絶対に買いでしょ~!』という気持ちになっていました。ほんと人間って変われば変わるもんですねぇ。ただこの時点では、『さすがに100万の差はないだろう』と少々タカをくくっていたのも事実です。

当日は朝9時半に起床、社長が到着する予定の午後1時まで、洗濯と部屋の掃除をするつもりでした。ところが10時に社長から電話が入り、「すみませ~ん。午前中のアポがキャンセルになっちゃったので今からお伺いしていいですかぁ?」。『えー?まだ全然掃除が終ってないんだけど』と思いつつも、一刻も早く4000の音が聴きたい気持ちも強く、「今掃除洗濯してるんですが、そうですね~、11時なら大丈夫ですよ~」などと軽く答えたところ、社長が到着したのは10時半!よくよく考えたら社長が電話してきた場所から道が空いていれば10分もかからん距離だった!ということで掃除はしないまま搬入開始です(笑)。

それにしてもIPT4000Aの重さは尋常じゃありません。ただでさえ3000より13キロも重いのに、3000のようなしっかりした握りがついていないため、持ちにくいったらありゃしない!アルミパネルの羽みたいなでっぱりは握るもこともできず、両手で掴もうにも指しか引っかかりません。3000は、二人いれば片手で握って持ち上げられましたが、4000Aは両手でもキツイ!実際に持ち上げて運んだのは台車が使えないマンション入り口の階段を10段ほど上がる時だけですが、マジで指がちぎれるかと思いました!これは4000Aの今後の改良すべき唯一のウィークポイントだと思いますが、でも、このアルミパネルの存在感が堪らないんですよねぇ~(笑)。

そんなこんなで指が痺れたまま、4000Aのセッティング完了、といってもIPT3000の横に置くだけですが。とりあえず手始めに3000で前回同様クラプトンの「Unplugged」をかけます。CDPX5000に載せ替えたX03の200時間のエージングも完了したので凄い音です。ライブの臨場感、楽器の鳴り、どれもこの時点で100点満点だったと思います。『さぁ社長、ご自慢のアモルファス合金のお手並み、とくと拝見しましょうか~』と、電源ケーブルをIPT4000Aに差し込みます・・・。

「う??」

社長、すんませんでした・・・。試聴する前、「3000からどう変わるのか?」という僕の質問に、社長が「3000と比べたらまず音数の多さに驚きますよ」と答えたことに対し、『またまたぁ~、3000だって驚異的な解像度があるのに、どう考えてもこれ以上音数は増えねぇだろぉ』と納得いきませんでしたが、大きな間違いでした。

増えてます。それも格段に(爆)。

しかも「数」だけじゃありません、それぞれの音が今まで聞いていたのとはまったく違った響きになっています。なんなんだこれは?前回、3000の音を「この世の音じゃありません。あの世です。常識を超えた別世界です」と評しました。それじゃぁ『IPT3000があの世ならIPT4000はいったいどこまで行くんだよ??』と、当然の疑問が涌くと思いますが、答えは非常にシンプルです。あの世の先はこの世だったんです!「まさにリアル、まさに現実!」これこそが再生だ~!!??」と、一人で興奮している自分がいました。

社長いわく「普通では予想もできない音の変わり方をするんですよね~」。たしかに、私は既にIPT3000を聴いていたので、まだ免疫が出来ているからよかったけれど、社長が言う「いきなり4000を聴いて、わけわからなくなって怒り出すお客さんも結構いるんですよ~」という話も100%うなずけます。なんなんだ、この音は~??

宣伝文句の「怒涛のエネルギーと静寂感、前後左右に音声が現れ、貴方のオーディオルームが、演奏会場へと一変します云々」というアノ大げさな表現に嘘偽りは一切ありません。スタジオやコンサート会場が時空を越えて自分の部屋に繋がります。IPT4000Aは一種のタイムマシンっつーか、どこでもドア?(笑)ついにサウンドデンはオーディオを超え、SFの世界に突入です。とにかく実際に現場で鳴っていた音はこれだったんだと、いきなり確信できてしまう音なのです。本当は多分違うのかもしれませんけど(笑)、そう思えるだけの説得力に満ちた音といったらよいでしょうか。演奏時の緊張感までがリアルに迫ってくるのです。そのため、既に何度も繰り返し聴き続けている愛聴盤でさえ、『おいおい、間違えるなよ~』とドキドキしたり、『おぉ~、よく間違えずに弾ききったよ~』とホッと胸をなでおろしたり・・・と、自分でも一体一人で何やってんだ?という気分です(笑)

これまた無理な喩えかもしれませんが、これまでのオーディオは本物の絵画をどれだけ綺麗に「印刷」できるか、インクや紙の質、色の密度などを競ってきたが、それに対しIPT4000Aは本物を瞬時に複製してしまった、というぐらいの話だと思ってください。また優れた絵画が平面上で空間を巧みに表現するのと同じく、IPT4000Aが描き出す音の立体感は尋常ではありません。上下左右の音の広がりはもちろん、前後の音の配置が明確に聞き取れ、ソフトによっては『え?耳の横で音が鳴っているのか?』と錯覚するものもあります。

自分でも少し言い過ぎかなと思うぐらい飛ばしまくっていますが、それほどIPT4000Aから受けた感動が大きかったということで好意的に解釈してやってください(笑)IPT4000Aを聴いたことによって、これまで身に付いたオーディオ観が全て崩壊してしまったんです。そしてその崩壊したオーディオ観が「IPT4000Aさえあれば、今後一生オーディオであれこれ悩む必要はなくなるんだ!!」という確信に変わったのです。機器を買い換えて変わるあんな音もこんな音もみんな所詮は好みの範囲内、ただ誤差にしかすぎないということが判り、目の前にずっとあったモヤモヤが一気に開けて視界良好、そして天空から一条の光が・・・以下自粛(笑)。

さてIPT3000の時は「社長!このまま置いていってください!」とお願いしたわけですが、今回は適当にディスクを選んで何枚か試聴して「あ~、もう試聴はしなくていいや。もう決めたんでよろしくお願いしま~す(笑)」という感じでさくさくっと決まってしまいました。え?「ちゃんと3000と100万円以上の差があったのか?」ですか?そりゃもちろんです。3000と4000Aの差は・・・以下自粛(笑)。180万円でこんな音が手に入れられるなら私は何回でもオーディオの悪魔に魂を売りわたします。

ただ、50万円のアルミ蓋(?)はなくてもいいかなぁと、一瞬脳裏をヨギッたため「社長、もしあれだったらフタなしでもいいんですかねぇ?・・・」と尋ねたところ、「Iさんがクラシック主体で聴かれるのならフロントパネルはなくてもなんとかなるんですが、

ロックやジャズだと音の押し出しが全然違いますからね」とあっさりダメ出し(爆)。オーディオの悪魔、もとい神様は決して後戻りを許してはくれないのでした。

でも、これは後日談ですが、やはりこれだけシステムの音が良くなると、クラシックを鳴らしてみたくなるのがオーディオマニアの性というわけで、数千枚のマイライブラリー中20枚もない(苦笑)クラシック関連のCDの中から、名盤中の名盤の誉れも高い、クライバー指揮ベートーベン交響曲第五番を引っ張り出してきてかけてみました。あぁ、私は今まで一体この曲の何を聴いてきたのでしょうか、というかIPT4000Aを使って初めて交響曲の凄さが理解できました。IPT4000Aはオーディオ観だけでなく、音楽観まで変えてしまったのです。「IPT4000Aなど自分は絶対に買わない」のと同じぐらいのレベルで「クラシックは絶対にハマラない」と確信することウン十年の私がいきなりの宗旨変えです。もうしばらくはクラシックのCDしか買う気がしません(もともと極端に走りやすい性格なもんで笑)。というわけで、今ではクラシックこそ音の強弱を自在に操れるIPT4000Aが必要なのではないかという境地に至っています。

ね、こんな話を聞くとみなさんもIPT4000Aを聴いて、オーディオ観や音楽観で衝撃を受けてみたくなったでしょ?もちろん185万円は金額の絶対値としてはかなり「高額」ですし、ましてや電源トランス1台しか買えないなんて、普通に考えたら正気の沙汰ではないかもしれません。でもこんな異次元の音世界がたったの(?笑)185万円でこれから一生味わえるなんて、他の手段では絶対に不可能です。そう、私は電源トランスだからこそ決断したのです。IPT4000Aが無い状態でスピーカーやパワーアンプにそれぞれ200万円かけたとしても、これ以上の音が出てくる気などまったくしません。しかも200万円のスピーカーやアンプって、まだまだ上には上がたくさんいるじゃないですか!?電源に185万円なら今のところ間違いなく世界一ですし(笑)。将来、30畳ぐらいのオーディオルームでも持てるようになれば、大型のアンプとスピーカーで2~300万クラスのものを入れたいなぁと夢見ることもありますが、それもIPT4000Aがあっての話ですね。IPT4000Aがなかったら・・・まぁ言わぬが華、というか以下自粛(笑)。

前回にも増して、さらに大げさすぎてウソ臭い話になってきましたが、そんな猜疑心の強いみなさんにこそぜひともIPT4000Aを試聴していただきたいもんです。疑り深い人ほど、試聴した後、きっと私以上に大げさなレポートを書きたい気持ちで一杯になり、一人でも多くのオーディオマニアの友人に自分のシステムの音を聴かせたくて聴かせたくて、いてもたってもいられなくなること請け合いです。そもそも僕自身そんな性格ですから。万が一にも、IPT4000Aを聴いた後で「全然大したことなかった」と思われたとしたら・・・、まぁこれも言わぬが華ですな・・・(笑)というわけで、IPT4000Aを絶賛する文章を書いていると、いつまでたってもズルズル終りません。ちなみに準備稿として書いたものはこの文章のほぼ倍の長さで、これでも相当削ったんです。ということで、いいかげん終わりにいたします。
最後に一つ付け加えさせていただきますが、IPT4000Aと比べてしまったせいで、IPT3000の影が薄くなってしまいましたが、これは決して3000がダメということではありませんのでその点はご理解ください。IPT3000もかなり凄いのです。ただIPT4000Aが凄すぎるだけなのです。

最後の最後になりましたが、藤本社長にはIPTで全国制覇を成し遂げた暁には、ぜひとも某誌に表紙&巻頭カラー10ページで大特集(IPTは白黒特集じゃ全然物足りないです笑)されることを期待しつつ、また「来年、IPT5000とか出さないですよね?だって出たら欲しくなっちゃうし」と念を押しつつ、今後ますますのご健勝とご活躍をお祈りいたします。

以上

IPT1500を検討されていたI様が、遂にIPT4000Aまで行ってしまわれました。185万円という異常に高価な電源にも関わらず、しかも1円も値引きしないというのに。
今までどんなに高級なオーディオシステムを聴いても得られなかった感動が、アモルファスコアーの電源1台でいとも簡単に現れた時、「決して高くはない」いやむしろ一生使えるのだから「安いとまで」言わしめたのです。
何も、I様の装置が高級機だからこれ程の差が現れたという訳ではありません。例え、一式で50万円の機器であってもその効果は如実に現れます。
貴方が音質のグレードを上げたいのであれば、機器を買い換える前にまず「電源環境の改善」を検討するべきなのです。
我々は、それ程劣悪な環境でオーディオを楽しもうとしている事を忘れないで欲しいものです。
By 藤本

「IPT-3000のご感想」

藤本社長、そしてサウンドデンの皆様、いつもお世話になっております。

まさか本当に自分が70万円の電源トランスを衝動買いしてしまうなんて未だに信じられませんが、ほんの軽い気持ちでIPT3000を自宅で試聴してしまったのが運の尽き、いや幸運だったというべきでしょうか。おかげさまでIPT3000が作り出す音の異次元空間で毎日ひぃひぃと身悶えています。とにかくこんな怪物を作り上げた藤本社長には尊敬と感謝の気持ちでいっぱい、というかこんな重たいものをウチまで持ってきていただいて本当にありがとうございました(笑)。

それにしても社長!お礼のつもりで興奮のあまり送ったメールの一部をそのまま「お客様の声」として載せるなんてやめてください!!(笑)そもそもあのメールはIPT3000の凄まじさに恐れおののく私の姿を一部始終見ていた社長宛ですから、改めてくどくど衝撃や感動を書かなかったわけで。そんな事情を知らない人があれを読んだら、「この人、やたらとAVサラウンドで興奮してるけど、どうしちゃったんだろ?」と変な勘違いをされるじゃないですか!それじゃぁ、あまりにトホホだろと、感想文の再提出をお願いしたわけですが、なんと「お客様紹介コーナー」で取り上げていただけるとのことで、なにやらこれは責任重大、単にお客様の声を加筆・修正する程度では済まないと、少々気合を入れて文章を書いたところ、これがやけに長くなってしまいました。しかもあのメールの何倍もトホホな文章になっている気がします。とにかく最初に聴いた時の感動が薄れることなく、日を追うごとに凄みを増していくというか、書けば書くほど次々と賞賛の言葉が出てくるんですね、これが。一体、なんでしょうこの感覚は・・・?もしかして、これは?正直に申し上げますが、私、怪物IPT3000に心底惚れ込んでます!(笑)。

さて、まず私とサウンドデンとのお付き合いですが、ほぼ4年前に始まり、SONY X5000のマスタークロックXO搭載&フル改造に始まり、47研のDACやフォノイコをデンテック銀線仕様に改造、さらにUA1、スピーカーの足元固めにSTベースとVESを導入、そして銀線ケーブルを数本と、ざっと見てシステムの半分以上が「サウンドデン仕様」という構成になっています。当然この頃から『いつかはIPT1500!』と思っていたのですが、『そうはいってもさすがに電源に50万はキツイなぁ』と弱気な一面もみせる小心者でした(笑)。

そんな私の気持ちを他所に、サウンドデンの開発力は日に日にパワーアップを続け、やがてIPT3000が発表、『おいおい今度は70万の電源かよ!?』とびっくり。そしてこの春IPT4000という究極のモンスターが登場したわけですが、もう電源に180万とかいう世界になると、自分にはとうてい関係のない世界だと達観しておりました。

とそんな折、5月に送られてきたカタログに、『IPT1500最後の1台が特別価格!』とあるじゃないですか!『うぅ~!この値段なら1500欲しい~!』と押さえていた物欲がムクムク頭をもたげましたが、『それでもやっぱり電源トランスだしなぁ』ともう一人のヘタレな自分がささやきます。

「う~う~」とうなりながら数日悩んだあげく、ダメ元で(残り一台ですからね)メールで問い合わせたところ、当然のごとく「ひと足先に売れてしまった」とのこと。実際はがっかりする反面、結構ホッとしましたけど(笑)。

そしてこの時、藤本社長から「IPT3000への買い替えで1500の中古が出てくると思うので、順番待ちしたらいかがですか」と言っていただいたのに対し、『今から手を挙げておいても、順番が廻ってくるのはけっこう先だろう』と軽い気持ちでウェイティングリストに載せてもらい、さらに調子に乗って「3000も中古なら欲しいですね」なんて余計な事を言ってしまったのがいけません(笑)。
すかさず社長から「ところで、6月に東京出張の予定があるんですが、その時、試しにIPT3000でも4000でも聴いてみてください」というメールが届きます。

当然、この時点でIPT3000を買う気などさらさらないのですが、いずれは中古で1500という気安さからガードが完全に下がっています。さらに、これまで広島にプレーヤーを送るのが面倒でずっと先延ばしにしていたX5000のクロックバージョンアップ・専用電源搭載を御大自ら自宅で作業していただけるということもあり「社長にお会いするのも2、3年ぶりだし、TRC-Aは真剣に試聴したいし」という感じで、その気もないのにIPT3000の自宅試聴をOKしてしまったのです。

そうこの時点でIPT3000はオマケだったんです。もちろん社長にも「僕は1500ですら特別価格でようやく手を挙げた小心者だから、3000を新品価格なんてとても無理ですよ!絶対に無駄足になるけどいいですね?」と、牽制のジャブを打っておくことは忘れませんでした。

さて、そんなこんなで試聴の当日になり、約束の午後一時の10分ほど前に社長が到着。一緒に搬入を手伝いますが、まずはIPT3000の重さにびっくり(笑)。一応、社長から「IPT4000はどうします?聞きます?」と訊かれ、『4000はさらに重いし、どうせ3000も試しに聴くだけだからなぁ』と思ったので、「それじゃぁ4000は聴かなくていいです」と答えてしまいましたが、今思えば本当に聴かなくてよかったと思います。だって、もしもあのとき4000を聴いていたら4000が欲しくなっていたにちがいないからです!!(笑)

それはさておき、あっという間にIPT3000のセット完了。試聴スタートです。メインの試聴ソフトはエリック・クラプトンの「Unplugged」とノラ・ジョーンズの「Come Away With Me」で、その他楽器の音色のチェック用に何枚か用意しました。まずは現状のシステムで「Unplugged」をかけます。前述の通り、ほとんどデンテック状態ですから、さすがの音だったはずです。

この時は『これに電源が加わり、クロックが良くなり、TRC-Aに変わったら、こういう感じで音が良くなるのだろう』と自分なりに想像して聴いています。デンテック製品の音質改善の方向性はそれなりに理解しているつもりでしたから。

しかしそんな私の認識がいかに大甘だったか、そしてIPT3000がいかに自分の想像力を超えた怪物かということが一瞬で思い知らされます。「それじゃぁ、3000につないでみましょうね~」と、社長がアナログ系のタップとデジタル系のタップをそれぞれ3000につないで音を出した瞬間です・・・。

「ほえぇ~?!!あれぇ~?なんかすごくない?・・・。うえぇ~?!」もう、まともな表現が出てきません。音が良くなる方向性?そんなバカなこと言ったら笑われます!方向なんかないんですよ!いきなり瞬間移動です、瞬間移動!!一気に上空1万メートルから全て見渡している状態になる感じです。もうこの世の音じゃありません。あの世です(笑)。常識を超えた別世界です。オーディオの表現でよく言われる「定位がはっきりした」「いままで聴こえなかった小さな音が聞こえるようになった」「低音が膨らまなくなった」「楽器の音色がよくなって高い楽器の音になった」「ニュアンスがどうしたこうした」みたいな現世の話はすべてまとめて一瞬でちょちょっとクリアーです。

自分のアタマの中でいつも想像で鳴っている音、金に一切糸目をつけず最高級のシステムに最高級のケーブルやアクセサリーを装着し、さらにルームアコースティックの細部まで詰めに詰めて無音のオーディオルームを作成したら、もしかしたら出てくるかもな~、と夢見ていた音です。そんな、理想の音が、IPT3000を繋いだだけで、いつも使ってる同じシステムから、出てきてるんです!!

あの世のノラちゃんは、セクシー度がいっきに10ランクアップ!もちろんピアノの音も一変しました。「Unplugged」も楽器の音色が一変!会場の空気が一気に澄んで、観客の緊張とざわめきが伝わってきます。とにかく低音がガンガン出ているのに音は澄んだまま。高音もどこまでも出ているのに耳に痛くない。なんか音を全身で浴びているのが心地良いんです!「おいおいこりゃすげぇ!」とばかり、と他に用意していたCDを次々とかけましたが、どれもこれも最初の一音から全然違う!!楽器のチェックとかそんな次元じゃない!もう『システムだけでなくソフトまでも突然変異で変わってしまったのか??』『こんなに音が澄んでいるのは、IPT3000からマイナスイオンでも出ているのか??』と、わけのわからん考えがアタマの中をグルグルかけめぐります。

社長いわく「立ち上がりだけじゃなくて音が消えるまでの立下りが重要なんですよ。それで実際の音にすごく近くなるんです」。理屈はそうなんでしょうが、とにかく目の前で鳴っている音が自分のシステムから出ているのが信じられません。気分は、気付いたらいつのまにか選手全員が大リーガーになっていてバカスカ、ホームラン打ちまくってるのに戸惑う草野球の監督、って感じです(笑)。

それでも一瞬我に返り、「でも社長!ここからTRC-Aをつないでもこれ以上は変わらんのじゃないの?」と突っ込んでみましたが、「それじゃぁ繋ぎ変えてみますか」と、全然動じません。

音が出た瞬間、「おーーー!?」これまたさらに音像がひきしまって、一音一音の焦点がピタっと合った感じになるじゃないですか!社長曰く「低音がビシっと引き締まるので、ベースの音階が一層解かりやすくなるでしょ」。うーん、恐るべしTRC-A・・・。やっぱこれは買いだな・・・って、これじゃぁ全部買うはめになってしまうじゃないか、いつのまにか順番が逆転してIPT3000を先に買う方向で考えている自分がいるじゃないですか(爆)。

「それじゃあX5000のクロック交換やりますから、その間はアナログ聞いていてください」と社長が言った時、実際のところIPT3000以外はどうでもよくなっていて「あー、クロックは任せますから好きにやってください」と投げやりに答えるのが精一杯で、『う~ん、支払いはどうしようかな~、でもやっぱり高いよな~』と金銭的な心配だけがアタマの中をかけめぐっていました。

それはさておき、社長曰く「アナログの方がより一層音質アップを感じられるかもしれませんよ」とのこと。とりあえずピンクフロイドの「狂気」UK盤をかけてみましたが、「SNが改善される」という意味が一瞬で理解できてびっくり。CDなみの静けさといったらよいでしょうか(もちろん盤の状態にもよるんですけど笑)。

社長曰く「プチプチノイズも音が変って、気にならない音になるんですよねぇ」。

あと、これは後日談ですが、オーディオテストLPで、人間の聴覚で一番敏感な3KHzを再生してアナログプレーヤーの回転ムラをチェックしました。通常は結構回転ムラがあるのだが、IPT3000をかますと、非常にスムースにターンテーブルが回転するのには心底驚いた!そりゃ音が良くなるわけだ!

そうこうする間にX5000のクロック交換が完了。さっそくつなぎます。でもこれはさすがに繋ぐ前からわかりますね。このあたりはもう方向性って言っても大丈夫な感じで、一安心。さらに音の焦点が正確になり、音場も広がる感じです。ゴルフでたとえると、IPT3000でティーショットして一気にワンオン。TRC-Aで芝目を正確に読んでX5000で一発カップインってとこですか。

とにかくIPT3000がないと、ティーショットでパターを引っ張り出して穴を探すようなもんでしょうね。へたしたら、穴なんかないかもしれないって、あまりに上手なたとえ話に自分がコワイです(笑)。

TRC-AもX5000もすんごいマシンだと心底思いますが、その潜在能力を200%引き出して使うにはIPT3000が必要ってことですね。ちなみに、社長が言うには「Iさんは主要部分でデンテック製品を使っていただいているから、これだけ音が良くなるのが実感できるんですよ」ということらしいけど、自分のシステムのことだから素直に喜んでおきました(笑)。

しかし、ヘタレなもう一人の自分が最後の抵抗を試みます。「X03へのクロック交換とTRC-Aへのグレードアップだけでもなんとかうまいこといかんかな?」と淡い期待をいだきつつ、「社長!それじゃぁ最後にこの状態でIPT3000を外してノーマルな電源で聞かせてください」とお願いすると、藤本社長は苦笑しながら「2度と後戻りはできないですよ」といいつつ元に戻してくれました。「うわぁ?あれぇ~~???」。セリフで書くと3000に繋いだ時とほとんど同じですが(笑)、あまりの落差に愕然です。

あの世に行くときは瞬間移動なんですけど、戻ってくるときは落下の衝撃がありますね。地面に叩きつけられてアイタタタです。空気が一瞬で変わって、息苦しいです。本当に3000からマイナスイオンが出ていたとしか思えません。なんかノラちゃん、50歳ぐらい老けこみました。呆然としている私に「クロック交換して、TRC-Aに変えて、一番最初の状態よりも数段良くなってるはずなんですけどねぇ」となぐさめてるのかトドメを刺してるのかわからない社長の言葉が・・・。そんな昔のこと、もう思い出せんわ!(爆)。

というわけでもう覚悟を決めました。オーディオの悪魔に魂を売り渡します(笑)。もうIPT3000なしでは生きていけません。「社長!とりあえず支払方法は考えるので、3000はこのまま置いてってください!」と、気付いたら自分からお願いしてました。

おかしいなぁ、絶対に3000なんて買う気なかったのに・・・。いつのまにかX5000とTRC-Aがおまけになってるし・・・。思えば最初のメールのやりとりから私が購入を決めた最後の瞬間まで、藤本社長は購入を勧める表現を一切口にしていないんですよね。もうこれがIPT3000の製作者としての絶対的な自信なんでしょうね。完全に脱帽です。

さらに社長はしみじみと「ね?だから言ったでしょ。3000の音を聴いたら二度と後戻りできないってことがよくわかったでしょ。この音を聴いて元に戻せるぐらいならオーディオなんて辞めたほうがいいかもしれません」と神をも恐れぬ一言が。そんな大胆なセリフに「そうっすね。もう3000がないぐらいならこっちのラジカセで音楽聴きますよ」と、スラっと言い返せた自分がコワイ、いや好き(笑)。

大口ついでに、もっと大口たたいちゃいますが、オーディオマニアなら電源の重要さをそれなりに認識しているつもりでしょうが、IPT3000も聞かずに、つまらんうんちくを語っているうちは、地球は平らと信じていた中世の人々、それ以下の認識レベルだと思います!!(笑)

というわけで以上が、いかにして私がIPT3000を衝動買いしてしまったか、その一部始終を多少抑え目に書きました(笑)。

この文章を読まれた方の多くが、「何をまた大げさなことを」「どうせ宣伝目的だろう」と思われると思いますが、そりゃ無理もありません。私だってIPT3000を聴く前だったら絶対にそう思うはずです。大体『お客様紹介』で悪いこと書くわけないし(爆)。

でも、自分のシステムで良い音を出したいと心底願っているオーディオマニアの方は、サウンドデン、そしてIPTの存在を知ったことも何かの縁だと思ってIPT3000でも4000でも自宅で試聴されることをお薦めます。とにかく、セッティングからなにから自宅とまったく違うオーディオショップで自分に最適なスピーカーを選ぶのとはわけが違います。いつもの使い慣れたシステムがどれだけIPT3000で豹変して、最高のパフォーマンスを見せてくれるかが自宅で体験できるのですから。

『聴いたら買わなければいけなくなるから』と心配する必要もありません。前にも書いたとおり、藤本社長は「買え」なんて言葉は一言も言いません。後は自分との戦いです。一度聴いて後戻りする勇気、IPT3000が帰ってしまう孤独感に耐える勇気、それだけです(笑)。

電源トランスに70万円?と私と同じことを考える方も多いと思いますが、それなりに金をかけて出来上がった今のシステムが70万円でどれだけグレードアップできるかと考えた場合、IPT3000以上にシステムの音を良くする選択肢は私には存在ませんでした。スピーカーを買い換える?それともアンプ?でも70万クラスでは今使っているものとあまり代わり映えしないし、100万のスピーカーと100万のアンプを買ってどれだけ音が良くなるのか?ってことです。さらに私の場合、全てのオーディオ機器に加え、AVシステムもIPT3000に繋ぎましたから、それこそ、対費用効果は絶大でした。

というわけで最初から最後までIPT3000を褒めちぎりまくりの推薦しまくりで少々やりすぎかなと思いつつも、最後に「オーディオやるなら一家に一台IPT」がこれからの常識です。まさにオーディオは電気であり、IPTで電気を良くせずにオーディオの音は良くならない。今後サウンドデンのライバルは「オーディオメーカーではなく電力会社である」ということで、今後も藤本社長の御健闘(?)をお祈りしつつ。社長、今度はIPT4000も聴かせてください(笑)!

PS. と、ほぼ文章が出来上がったところに藤本社長から「7月中旬にまた東京に行く予定ですが、IPT4000を聴いてみる勇気はありますか?」と言うメールが届いた・・・。「あの時、わざわざ聴くかどうか尋ねたのは、いきなり4000はショックが大き過ぎるから」だという・・・。この時、「IPT4000も聴かせてください」という文末の文章はまだ社長は見ていないはずなのに・・・やはりオーディオの悪魔は私の心の中など全てお見通しなのだろうか・・・(笑)ってことは、もしかして「お客様紹介」第二弾に続くのかぁ~?(爆)






CDプレイヤー:SONY CDP-X5000 (X0-3搭載 メカニカルフルチューンド)
DAC: 47 Lab. 4705 デンテックチューンド
LPプレイヤー:ROKSAN RADIUS 3  LYNN LP-12
カートリッジ:Shelter Model 901
フォノイコ:47 Lab. 4712 デンテックチューンド
アッテネーター:TRC-A
パワーアンプ:47 Lab. 4706を2台、バイアンプでバイワイヤー接続
スピーカー:Acoustic Lab. Stella Melody (ST-BaseとV.E.S.を使用)
ケーブル:PAD, デンテック銀線ケーブル 他
電源システム:IPT4000A

I様には現在までに色々ご導入戴いておりましたが、ご自宅までお伺いしたのは今回が初めてです。
A&Vビレッジのイベントで何度かお会いしてはおりましたが、私が営業を担当していなかったものですから、正直言ってお会いするまでは名前とお顔が一致していなかったと言うのが正直なところです。
ですから、ああこの人だったのかという懐かしい思いと同時に、長旅の疲れがドット出てきてしまい、いきなり重いIPT3000の搬入を手伝って戴きました。
しかし、こんなに喜んで戴けるなんて、作った方としましてはこの上ない喜びです。
これからも、通信販売でお買い上げ戴いたお客様宅へ出来るだけ出向いて、感動できる音楽再生への道をお手伝いさせて戴きたいと思います。
By 藤本

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